■トレーラー


ねえ、賭け事をしようよ。ピエロの姿のそれはそう嘯く。
そこに、哀れな女の子が、一人。彼女を笑わせられるのは、キミか、ボクか。
ボクが勝ったら、あの子は貰うよ―――あの子には、狂気の笑顔こそ相応しい。
道化はそういい、かき消えた。

―――私の視界に映るピエロの姿。
彼は泣いて笑うお面を被り、嘲るような声で諦めてしまえよ、と囁く。
その声は私を迷わせる。
……私はもう、壊れてしまっているのだから。
諦めてしまえば、楽なのだろうか。

ダブルクロス3rdEdition
『炎上狂笑スクリーニングテスト』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


■ハンドアウト



PC1:渡会柊(シナリオロイス:双葉エミル)
キミは強い霊感を持つUGNチルドレンだ。
対人コミュニケーションを苦手とするキミだが、今回与えられた仕事は適正から大きく外れたものだった。
……以前発生したジャーム災禍により、天涯孤独の身となった少女。名を『双葉エミル』。キミはこのチルドレンの世話役に任命される。
与えられた任務である以上、先輩チルドレンとして彼女の面倒を見てやる必要があるだろう。

PC2:福井亥也(シナリオロイス:ピエロ姿のジャーム)
キミは軽薄だが女性には優しいUGNエージェントだ。
キミが駅前を歩いていると、突如声をかけられる。目を向ければ、そこにはピエロの面を被った人間の姿。
それはキミに語りかける。「ねえ、賭け事をしようよ」と。

PC3:蛍田佳耶子(シナリオロイス:双葉エミル)
キミはレネゲイドビーイングであり、UGNイリーガルでもある幽霊だ。
キミはかつて、気まぐれに一人の少女を救った。
少女の名は、双葉エミル。火災事故にて天涯孤独となり、今はある支部にて預かられている。
事故の影には、一人のジャームの影があった。キミはUGNと協力し、そのジャームを追うことにする。

PC4:羽角礼(シナリオロイス:“アタッチメントセオリー”)
キミは裏社会に潜む外道を屠る始末屋だ。
キミがこの街を訪れたのは偶然ではない。ピエロの面を被ったジャーム、名を“アタッチメントセオリー”。
最近この町で連夜のように起こる放火の原因がそれであるとキミは突き止めた。
ここから先は獲物を追い、狩る時間だ。キミは周辺のUGNに連絡をとりつけた。



GM:『炎上狂笑スクリーニングテスト』はじめていきます!
GM:よろしくおねがいしますー!
渡会柊:お願いします!
蛍田佳耶子:します
福井亥也:します!

オープニング1:蛍田佳耶子

GM:では、PC3、蛍田さんのOPから。
GM:登場をお願いします。
蛍田佳耶子:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 5[5]+38 → 43


GM:物語の始まりより、1ヶ月前―――
GM:そのときキミは、炎上中のアパートの一室の前に居た。
GM:そこは火災の火の元。とある家族の住む家。
蛍田佳耶子:"――燃えてるー!"
蛍田佳耶子:好奇心に輝く瞳だ。
GM:外から聞こえる怒号、喧騒。
消防士:「だめだ!火の手が強くて近づけない!」
住人:「まだ中には人が残ってるはずなんですよ!」
消防士:「ですが!」
蛍田佳耶子:"――大変そう。"
蛍田佳耶子:幽霊なので(あとオーヴァードなので)まったく熱さを感じないのだ。
GM:そう。その熱さも、肺を焼く煙も。キミには余り関係のないことだ……なぜならキミは、オーヴァードなのだから。
蛍田佳耶子:"――誰かいるのかな。助けなきゃ!"
蛍田佳耶子:好奇心の赴くまま、《猫の道》でするりと壁を抜けて家の様子を探りましょう。
GM:では、炎上する部屋の一室に、キミは入り込む。
蛍田佳耶子:"――助けにきたよ。"
GM:そして、襖の奥……今まさに燃えているその部屋の中から、呻き声が聞こえる。
蛍田佳耶子:ふわふわと向かっていきましょう。
蛍田佳耶子:"――もう大丈夫だよ。"
GM:襖の先には……血まみれで倒れ伏す少女と、二つの黒く焼け焦げた死体。
蛍田佳耶子:"――死んでる。"
蛍田佳耶子:死体の方の側に屈み、少し手を触れる。
蛍田佳耶子:"――かわいそうに。"
GM:それともう一つ……顔が焼け爛れた、人の形をしたなにかの姿。
GM:焼け爛れた顔のそれは、キミに向き直った。
???:「ソコニイ ル  ノハダレ    ダ」
蛍田佳耶子:微笑みを返す。
蛍田佳耶子:"――私は蛍田佳耶子。"
蛍田佳耶子:"――助けにきたよ。"
???:「ア ……     ア ア」
???:「イマサラ 遅イ …… 誰モ 助ケテナド  クレナ    」
蛍田佳耶子:"――そうかな。"
蛍田佳耶子:"――あなたは、助けてほしいと思う?"
???:「……助ケテ ナド    イマ    サラ」
???:「……セカイ ハ スデニ   腐ッテ   イルカラ」
蛍田佳耶子:"――そうなんだ。"
???:「焼イテ  灰ニシテ  綺麗ニ シナイ  ト」
GM:そういい、ソレはどこかへ掻き消えます。 《瞬間退場》。
蛍田佳耶子:"――腐ってるのかな?"
蛍田佳耶子:小さく呟く。
GM:残されたのは、二つの焼死体。それと、血塗れの少女が一人。
蛍田佳耶子:"――私にはわからないよ。" 少女を抱えて、助け出したい。
GM:……どうやら、少女は生きているようだ。
GM:深手を負っているものの、傷が修復しつつある……どうやら、オーヴァードに覚醒しているようだ。
蛍田佳耶子:そのまま外に脱出することはできそうですか?
GM:可能です。
蛍田佳耶子:では、アパートの外に彼女を置いて、こちらは気付かれずに立ち去ります。
蛍田佳耶子:幽霊なので、普通の人間には姿が見えない。《不可視の領域》。
GM:……キミは少女を抱え、そのアパートから脱出した。
GM遠巻きに、住人たちの声が聞こえます。
消防士:「キミ、大丈夫か!そんな、あの炎の中から脱出できたのか……!」
消防士:「奇跡だ……!そんなことありえないぞ!」
蛍田佳耶子:少し伸びをして、喧騒を後に立ち去る。
住人:「……エミルちゃん!無事だったの!?」
消防士:「救急隊員!彼女を……すいません、彼女の身元が分かる方は!」
住人:「はい、彼女は双葉エミル。うちのアパートの203号室の……」
蛍田佳耶子:"――いい事をしたあとは。ふふ。"
蛍田佳耶子:"――気分がいいよね。将軍。"
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:特に描写の希望などなければ、OP1を終了します。
蛍田佳耶子:では、双葉エミルにロイスを。
蛍田佳耶子:女の子/双葉エミル/よかったね:○/隔意/ロイス
蛍田佳耶子:以上!
GM:了解です!購入はまだなので、ここでシーンをカットします。

オープニング2:渡会柊

GM:それでは、次はPC1、渡会さんのOPとなります。
GM:登場をお願いします。
渡会柊:はいやー
渡会柊:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 2[2]+37 → 39


GM:―――蛍田による少女救出より、一週間後。
GM:・とあるUGN支部
GM:その日キミは、所属する支部の支部長より呼び出されていた。
GM:なんでも、新しい任務を言い渡されるそうだ。キミは支部長に会うため、支部へ向かった。
渡会柊:「…………こ」
渡会柊:「…………こんに、ちわ……」
渡会柊:支部長室の扉をちょっとだけ開けてる
モブ顔の支部長:「あぁ、渡会くん。こんにちは」
モブ顔の支部長:少し小太りの中年男性だ。モブオーラが顔から滲み出している。
モブ顔の支部長:「……そこに立ってないで、入ってくれていいよ?」
渡会柊:「あ、あの……任、務……」
ジガ:「では失敬いたします。《オールヴォワール》、まかりこしました。本日、新たな任務が言い渡されるとのことでしたが」
ジガ:「どのような案件でございましょう?」
ジガ:「――と、柊は申したいようです」
モブ顔の支部長:「……ああ、ジガくん。相変わらずだねえ、キミの所の主人は」
渡会柊:頭からぴょん、と、羽織を着た二足歩行の黒猫。
渡会柊:「……!」こくこくと頷く。ジガを追って部屋に入る。
モブ顔の支部長:「ともかくなるほど!翻訳ありがとう」
モブ顔の支部長:「ドア越しじゃなくなって喋りやすくなった所で。そう、新しい任務の依頼だ」
モブ顔の支部長:「最近、うちの支部に新しいチルドレンの女の子が来たのだけれどね。ちょっと訳アリでねぇ」
渡会柊:「…………わけ、あり?」
ジガ:「ワケアリならば、小生たちも似たようなものでしょうな」
ジガ:ぷかー、と煙管をふかす
モブ顔の支部長:「ま。その通りなのだけれども」
モブ顔の支部長:「……隠しててもしょうがないから言っちゃうけど、火事で家族をみーんな失っちゃって天涯孤独の身なんだ、その子」
渡会柊:「ひとり……?」
渡会柊:「……ひとりぼっち?」
モブ顔の支部長:「そう、一人。その精神的なダメージもあって、塞ぎこんじゃってるんだ」
モブ顔の支部長:「そこで、今回の任務。渡会くん、キミに新しいチルドレンの世話役になってもらおうと思うんだよ」
渡会柊:「…………!?」
渡会柊:扉まで下がる。
渡会柊:「セワヤク……世界、話す、の、せわ?」
モブ顔の支部長:「……うーん、予想以上のリアクションをありがとう。そしてちょっと混乱してるみたいだねぇ」
ジガ:「できるはずがない、私に何を言っておられるのだこの支部長は、と主は思っているようだ」
渡会柊:「そ、そこ……そこまで、じゃな……い……よ……?」
モブ顔の支部長:「けど、これはいい機会だとも思うんだ。そう思わないかい、ジガくん?」
ジガ:「ふむ、確かに、主の友人が小生のみなのは」
ジガ:「小生としても、気にしてはおりました」
モブ顔の支部長:「そういうこと!」パチン、と手を叩く。
モブ顔の支部長:「彼女は今、セーフハウスに匿われている。まぁ、一度顔を」
モブ顔の支部長:「出してみて欲しい。無理かどうかは、それからの判断ってことで」
渡会柊:「そ、それが、任務……?」
GM:そう言い、支部長はポケットから銀色の金属を取り出す。
モブ顔の支部長:「そ、これが任務。 ……これがセーフハウスの合鍵。キミに預けておくよ」
渡会柊:「…………」呆然と受け取る。
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:そしてキミたち二人は、その指定されたセーフハウスの前まで訪れていた。
GM:セーフハウスはよくある二階作りの一戸建て。
GM:支部長の話によると、その少女はこの中ですでに住んでいるらしい。
渡会柊:「……」玄関の前でもじもじしている
ジガ:「失礼いたします」先んじて、がちゃりと開ける。
GM:玄関はおろか、部屋に至るまで電灯の一つもついていません。
渡会柊:「! こ、心、そなえ……!」
ジガ:「心の準備ならばあとでも出来ましょう、シュウ。……しかしこれは……?」
GM:それどころか、物音の一つすら聞こえない。とても人が住んでいるとは思えない。
渡会柊:「…………?」
渡会柊:二人でぽすぽすと進む。
渡会柊:電気はつけられますか?
GM:つけられます。普通に明るくなります。
GM:廊下を抜け、明かりに照らされたリビングに入ると、そこには一人の少女がいます。
GM:ソファーに腰掛けたまま、身じろぎ一つしないで、ただ虚空を眺めている。
渡会柊:「!」
渡会柊:「こ…………」
渡会柊:その子の視線を追う。「(……幽霊みたい……)」
ジガ:優雅な動作で柊の足に煙管を引っ掛ける
渡会柊:「!」 ソファーの少女の目の前にこける。
渡会柊:「いた、…………あ、こ、」
渡会柊:「こにちわ……」
双葉エミル:では、転んだことで存在に気付いたのか、ただただ虚空を眺めていた瞳が、渡会さんを捉える。
双葉エミル:「……だれ?」
双葉エミル:視界を隠すほどに長い前髪と、無気力な態度。
双葉エミル:節目がちな視線には隈が色濃く残る。支部長から聞いていた名……彼女が、双葉エミル。
渡会柊:「わ、わた、わた……その」
渡会柊:「渡会、しゅ、柊……」
ジガ:(姿を消す)
渡会柊:「えっと……あ、なたは?」
双葉エミル:「……双葉エミル」
渡会柊:「は、はじめまして」
双葉エミル:「……」
双葉エミル:濁った目をしており、受け答えは虚ろだ。
渡会柊:負けるな! コミュ障度では良い勝負だぞ!
渡会柊:「え、あ、あの……」
渡会柊:任務……任務を思い出す。世話、世話役
渡会柊:「と、ともだち!」
双葉エミル:「……お父さん、お母さん。目の前で、燃えたわ」
双葉エミル:「ねえ、あなた。なんで、私だけ生きてるのかな……?」
渡会柊:「…………それは」
渡会柊:「その、違うの。……近いんだよ」
渡会柊:わたわたする。言語化が苦手なのだ
双葉エミル:「……ちか、い?」 初めて、少女の目に興味のようなものが映る。
ジガ:「――生と死は、コインと表と裏のようなものであります」
ジガ:ふっと、エミルさんのソファーの隣に、煙管を咥えた黒猫。
ジガ:「その差は絶対的でありながら、ほんのわずかな差で、生と死は変わってしまう」
ジガ:「だけれど、だからこそ、死と生は近くもあるのです、お嬢様」
ジガ:「亡くなられた貴方の父と母は、決して、この世から消え去ったわけではない」
ジガ:「あなたが生きているのなら、その方々を感じ続けることは出来るものです」
ジガ:「――と、主は仰りたいのです」
渡会柊:「…………だ、だから、ね」
渡会柊:「く、暗い所にいたら」
渡会柊:「あなたの、お母さんとお父さんも、だめって、言うと思う」
双葉エミル:「……!!」何が逆鱗に触れたのか。ジガに向かって、ソファーのクッションが投げつけられる。
双葉エミル:「……帰って!!」
双葉エミル:「お父さんと……お母さんのことを!知った口で、喋らないで!」
ジガ:「……失敬。言葉が過ぎましたな」甘んじて受けよう
渡会柊:「ジガっ」
渡会柊:「ふ、ふた、双葉さん……」
双葉エミル:「……帰って。あなたも」
双葉エミル:向けられる意志は、明確に敵意と変わりつつある。再び話をするにしても、一旦時間を置いたほうが賢明だろう。
渡会柊:「……あ、あの……」
渡会柊:「また……また、来るから!」
双葉エミル:「……」
渡会柊:「私、近くに、居るから……」
双葉エミル:「……そう。」
ジガ:ぴょん、と渡会の肩に乗る
渡会柊:「……よ……よろしく、お願い、します!」
渡会柊:ぺこりと礼をして、部屋を出ていこう
双葉エミル:「……」黙って見送る
GM:―――――
GM:―――
GM:――
渡会柊:ふらふらとした足取りで、家を出た途端
渡会柊:その場にばたーんとつんのめるように倒れます。
ジガ:「なかなか手強い手合いでしたな」
渡会柊:「……う、うん……」
ジガ:「あれの世話役とは、支部長も無理を仰る」
渡会柊:「で、でも……やる……」「……よ…………?」
ジガ:「では、そのように。……さしあたり、疑問形を外すことから、始めましょうか」小さく笑う。
GM:OP2を終了します。
渡会柊:以上!
渡会柊:ロイスとります!
GM:了解です!
渡会柊:-気になる子/双葉エミル/誠意:○/恐怖/ロイス
GM:では、シーンを終了します!

オープニング3:羽角礼

GM:次はPC4、羽角礼さんのOPです。
GM:登場をお願いします。
羽角礼:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 7[7]+32 → 39


GM:―――渡会と少女の邂逅より、一週間後。
GM:・夜の市街地、裏路地
GM:遠くでカンカンカン、と火災の発生を告げる音、消防車のけたたましいサイレンの音が聞こえる。
GM:その日、三日連続の放火事件が発生していた……
GM:そしてキミは、その火災現場から逃げ去る、怪しい人影を目撃していた。
???:「はっ……はっ、はっ……」
???:その人影は走り、路地を抜けようとする。
羽角礼:では、その先から現れよう。
羽角礼:「一体どこへ行くつもりかな?」
???:「な、なんだよアンタ!」
羽角礼:「さてなぁ、人の名前を聞くのならまず自分からしたらどうかな」
???:背格好は少年ほど。走ったせいか、息が切れ切れである。
少年:「……!」 大きく振りかぶって殴りつけようとする。その動きは完全に素人……いや、どうみてもオーヴァードのそれですらない。
羽角礼:「なに、少し話を聞きたいだけさ。……そう、放火の事についてとかな」 そのまま殴られて微動だにしない。
GM:勿論、ダメージの欠片すらありません。
羽角礼:そのまま腕を掴み、万力の如き力で握る。
少年:「は、固……あ、あ、イタたああああ!?」
羽角礼:「知っていることを話してくれればすぐに止めよう。どうだ、何か知っているかな?」 力を緩める。
少年:「ほ、ははは!放火!そう、火だよ!は、はは、燃えた……燃えた!これで灰になる!綺麗になるんだ!」
少年:「俺が火をつけた!燃えた!どうだ、これで全部灰になって、きれいになるんだ!この腐った世界が!」
羽角礼:「……ふむ」 言っていることが本当かどうか見定めようとします。
GM:では、知覚で判定してみましょう。難易度は6。
羽角礼:とは言っても知覚は得意でhなあい
羽角礼:1dx>=6
DoubleCross : (1R10[10]>=6) → 5[5] → 5 → 失敗

GM:では、彼の言っていることが本当かどうかは分かりません。
GM:ですが……彼の言葉からは、彼自身ではない『別の人間の意志』のようなものを感じます。
GM:たとえば、誰かに唆されて凶行に及んだ、等の。
羽角礼:「やはり慣れぬことはすべきではないな……その手の人間に協力を仰ぐべきか」
羽角礼:とりあえず少年をブン殴って意識を絶とうとします。
GM:では、ぶん殴って意識を失う刹那、少年の目に、理性の色が点ります。
少年:「……視界の端で踊る、ピエロ」
少年:ごしゃっ、がくっ。そのまま崩れ落ちます。
羽角礼:「ピエロか……全く、笑えんな」
羽角礼:「私も踊らされているようなものだ、これではまるで道化よ」
羽角礼:なにもなければこの少年をUGNの方で検査してもらうために車でUGNへ向かいましょう。
GM:遠くから聞こえる、火災の喧騒。路地裏に残るのは、キミ一人。
GM:キミは少年を担ぎ、そのまま車に乗り込んだ……
GM:追加での描写の希望がなければ、OPを終了します!
羽角礼:ところでこのシナリオロイスの名前が判明しておらぬのですが。
GM:そうなんですよね……
GM:少年が口走るつもりだったのですが、気絶してしまったのでw
羽角礼:では黒幕でとりましょうかw
GM:ではそれでお願いします!
羽角礼:-/黒幕/感服/殺意:○/ロイス これでロイス取ります。
GM:了解です。購入はまだなしで。シーンを終了します。

オープニング4:福井亥也

GM:お待たせしました。PC2、福井さんのOPです。
GM:登場をお願いします!
福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+2(1D10->2) (侵蝕率:33->35)

GM:―――羽角がUGNとコンタクトを取ってから、三日後。
GM:・駅前広場
GM:今キミは、一人駅前に訪れていた。
GM:何か用事があってのことでもいいし、誰かとの待ち合わせなどでもいい。
福井亥也:普通に買い物でもしに来ていましょう。
GM:では、買い物が一段落し、広場のベンチで腰をかけていることにしましょう。
GM:広場では、ギターをかき鳴らすパフォーマー、大道芸人などが散見される。
福井亥也:「平和なもんだな、この辺はさ」コーヒーでも飲みながらのんびり眺めている。
GM:道行く人の中には、それらに対し足を止め、拍手を送る者もいる。
GM:その中の一人……ボールを器用にお手玉し、恭しく一礼をする、ピエロの姿がキミの目に入る。
福井亥也:ちらりと目をやる。特に気には留めない。
GM:では、ちらりと目が合った、ような気がした瞬間……
ピエロの面:《ワーディング》。
GM:周囲の人が、意識を失い倒れていく。
福井亥也:「――ッ!」飛び上がるように立ち上がる!
ピエロの面:「あぁ、やっぱりキミは『そう』なんだね」
福井亥也:「――だったら?一旦全体何がしたいのかね、アンタは」
ピエロの面:「嗚呼、初めまして、変貌した世界の方!」 仰々しく、一礼。
ピエロの面:「何がしたいか、と聞かれると……そうだなあ」
ピエロの面:「うん、そうだな。賭け事をしようよ!」
福井亥也:「賭け?」
ピエロの面:「キミ、あれだろう?UGNとかいう組織の人だろう?」
ピエロの面:「キミのところに、哀れな女の子が一人いるはずなんだ」
福井亥也:「そいつはご名答。アンタはどこの組織だい?」
ピエロの面:「うーん、誘われたけど、蹴ったよ。ボクは個人さ。フリーランスのピエロ!まさしく道化!」
福井亥也:「成程ね。で、女の子だっけか?その子がどうしたよ」
ピエロの面:「そうそう、そうだったね。彼女の名前は双葉エミル!あぁ、可哀想な女の子!」
ピエロの面:「あぁ、我が最愛の双葉エミル。あの子を笑わせられるのは、キミか、ボクか。勝負しないかい?」
福井亥也:「……そんなもん、勝負の俎上に載せるこたあねえだろ」
福井亥也:「それ以前の問題だ。ただのやるべきことってね」
ピエロの面:「よく言った!素敵だね!」あざ笑うように、手を叩く。
ピエロの面:「あの子には、狂気の笑顔こそ相応しい!是非キミは、あの子を笑わせてあげてくれ!」
福井亥也:「……やれやれ。そういうクチか」
ピエロの面:「ボクは“アタッチメントセオリー”」
福井亥也:「じゃあまあ、一番勝てそうな手で攻めるかね」鋼糸で一閃。
福井亥也:「相手を消すのが一番楽なんで。これでくたばっちゃあくれねえかな」
GM:では、“アタッチメントセオリー”はその鋼線を避けようとする……が、一歩遅い。
GM:弾かれる、ピエロの面。
GM:そこには……醜く焼け爛れた、男の顔。
福井亥也:「おっと。浅かった?」
ピエロの面:「……酷いな。折角話を聴いてくれるから、ボクも手を出さずにいたのに」
ピエロの面:「これじゃあ、こうするしか、ないじゃないか!」
ピエロの面:足元に転がる気を失った一般市民の頭部を、踏み抜く。
福井亥也:《炎陣》使えます?
GM:おっと。カバーリングですか。
GM:出来るとします。演出でいいですよ!
GM:では、一般市民の頭部の上に足を上げ……無造作に踏み下ろす。
GM:ご しゃ あ っ。飛び散る鮮血!
ピエロの面:「あは、あははは、あはははは……!!汚ぇ!」
福井亥也:「汚えとは言ってくれるじゃないの」踏み抜かれた手が再生していく。咄嗟にどかしていた。
ピエロの面:「……ワオ。これはすごい!」
ピエロの面:飛び離れ、ピエロの面を拾い、装着。
ピエロの面:「ご清聴ありがとう、男前のキミ。キミの男気に免じて、ここではこれ以上誰にも手を出さないよ」
福井亥也:「男に言われてもな」
ピエロの面:「じゃあね!」
ピエロの面:手を振り、ゆうゆうと去っていきます。そして解除されるワーディング。
福井亥也:「ま、退がってくれんならこっちも都合もいいってね」ワイヤーを収納。額の汗を拭う。
福井亥也:(この人数は対応できないもんで。ひやひやさせてくれるね)
GM:もうしばらくすれば、異変を察知した地元UGN職員が駆けつけるでしょう。
福井亥也:では、自分から地元のUGN支部へ連絡をつけましょう。
GM:では、そうしてキミはUGN支部へ連絡をとり、今回の事件に介入することを決めた……
福井亥也:「買い物はここまでか。ま、あとは一つ、用事を済まさねえとな」
GM:と、いうところで、シーンを終了しようと思いますが、よろしいでしょうか?
福井亥也:ロイスを取ります。
福井亥也:-敵/ピエロ姿のジャーム/好奇心/敵愾心:○/ロイス
福井亥也:以上で!
GM:了解です!購入はないので、シーンを終了します!

キャラクター紹介

GM:では、ミドルフェイズに移る前に、自己紹介をお願いします。
GM:まずはPC1、渡会柊さん、お願いします。
渡会柊:はーい! PC1・ザ・苗字も名前も既存キャラと被っている・こと渡会柊です!
渡会柊:ものすごい勢いでコミュ障なので、
ジガ:基本的に持ち霊のジガにゃんに話させるチルドレンです! 
渡会柊:外見はだいたい白銀明日香あたりをイメージしてくれればいい
GM:安心して下さい。今回のヒロインはコミュ障PCを上回るコミュ障です……
渡会柊:能力は、高達成値固定値による『雨粒の矢』でのしょぼいシーン攻撃と
渡会柊:妖精の手による補助です。弱い!
渡会柊:そしてTRPG部唯一のエフェクト『ハートレスメモリー』を搭載!
渡会柊:一か月前までの死者なら100%、それ以上でも妖精を使えば確実に呼び出すことが可能な超凶悪エフェクトです
GM:な、なんだってー!
渡会柊:家族が死んで落ち込んでる? じゃあ呼び出して会わせてあげればいいんじゃない?(暗黒微笑)
GM:ハートレスメモリー搭載PC……実在していたのか!
渡会柊:まあ実際サードウォッチみたいなものなので
渡会柊:弱っちい子ですが皆さんよろしくお願いします
渡会柊:以上!
GM:よろしくお願いします!
GM:ではPC2、福井さん、お願いします。
福井亥也:はーい
福井亥也:PC2、福井亥也です。
福井亥也:不真面目でチャラいダメな男です。女性は子猫ちゃん呼ばわりするぞ。
福井亥也:4年前?終わった男?何のことかね?
GM:今回は子猫ちゃんが沢山いるセッションですね!
福井亥也:ビジュアルはアイコンの感じ。オツカレーさんにイラストを書いてもらった!ありがたいお話です。
福井亥也:性能としてはダイスをいっぱい振るだけの白兵アタッカーです。
福井亥也:ダイス目腐るマンである私には不向きな気がするが、まあ、適当になんかします。
福井亥也:後は子猫ちゃんたちをカバーとかします。
福井亥也:以上、よろしくおねがいします。
GM:炎陣も搭載してるんですよね。イケメンだ……
GM:了解です。ではPC3、蛍田さん、お願いします。
蛍田佳耶子:ワオーッ
蛍田佳耶子:幽霊の蛍田佳耶子だよ。PC3!
蛍田佳耶子:肉体は死んでも、古代種なのでレネゲイドだけがレネビ化して生きてます。
蛍田佳耶子:情報ミームのみが残っているのであろう。
蛍田佳耶子:過去の記憶とかもすっからかんなので、明るく好奇心旺盛……
蛍田佳耶子:《不可視の領域》で姿を隠し、《猫の道》で瞬間移動!
蛍田佳耶子:《テレキネシス》でポルターガイスト、《機械の声》で貞子ごっこ!
GM:イージー大量搭載PC!
蛍田佳耶子:《声無き声》はテレパスーだ!つまり、幽霊に可能なことは大体できる!
蛍田佳耶子:反面、戦闘では他の人を動かしたり侵蝕管理する程度です。
蛍田佳耶子:特にミドルではカバーくらいしかやることがないので、お手柔らかにね!
蛍田佳耶子:よろしくお願いします。
GM:将軍部隊で突撃しているイメージが強いですが、今回はシリアスへ参戦だ。よろしくお願いします!
GM:ではPC4の羽角礼さん、お願いします。
羽角礼:PC4の羽角礼です。
羽角礼:性能は簡単、フルパと獣の力だけで殴る。それだけで100%以上で固定値46!
羽角礼:後、申し訳程度にセレリティで二回殴るだけのつまらない性能ですね。射程はワイヤーウィップで補うタイプ。
GM:正直、シンプルにめっちゃ怖いです。
羽角礼:性格はOPでの通りになんか偉そうな感じで喋ります。
羽角礼:とりあえず悪い奴は殺す!悪人をすべて殺せば世界は平和になる!以上です!
GM:了解です!悪いやつをやっつけて下さい!

ミドルフェイズ1:集合シーン

GM:では、ミドルフェイズに入ります。
GM:集合シーンです、全員登場をお願いします。
羽角礼:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 7[7]+39 → 46

蛍田佳耶子:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 9[9]+43 → 52

福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+2(1D10->2) (侵蝕率:35->37)
渡会柊:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 3[3]+39 → 42


GM:双葉エミルが保護されてから、約一ヶ月―――
GM:羽角礼と福井亥也が支部にコンタクトをとるのと程なくして、双葉エミルが変調を訴えるようになる。
GM:キミたちは、双葉エミルを狙うピエロのジャーム“アタッチメントセオリー”の対策のため、セーフハウスに集められていた……
GM:いま、セーフハウスにはキミたち3人にくわえ、支部長、それに双葉エミルの姿がある。
GM:今まだ蛍田さんはこの中に入っていません。
モブ顔の支部長:「……と、言うわけで。キミたちに集まってもらったわけなんだけど」
モブ顔の支部長:「結構、悠長に構えてられる状況じゃなくなってきちゃっててねえ……」頭をかく。
羽角礼:腕を組んで話を聞く姿勢、149cmの24歳だ。
羽角礼:ということである程度説明を受けたと思うので-敵/黒幕/感服/殺意:○/ロイスを-敵/“アタッチメントセオリー”/感服/殺意:○/ロイスに名前を変更
GM:了解です、勿論許可します。
福井亥也:「そいつは難儀なこった」
ジガ:机の上で煙管をくゆらせる。「……ふむ」
モブ顔の支部長:「で、その変調のことなんだけど……喋れるかい?」エミルの方に向き。
双葉エミル:家の中、何も無いところを指差す。
双葉エミル:「……あなたたちには、“アレ”、見えないんだ」
福井亥也:「アレ?」指の指す方向を見る。
羽角礼:「………ふむ」 一応見てみる
GM:指した方向には何もありません。ただ、壁があるのみ。
蛍田佳耶子:"――!!" 家の外でびくりとする。言葉に反応!
渡会柊:「見えない、もの……?」
双葉エミル:「……あそこで、ピエロが踊っているの」
渡会柊:部屋の隅のタオルケットの塊から顔を出す。
福井亥也:「ピエロか。奴さんの能力かね?」
羽角礼:「……ピエロ、福井君の出会った奴に関する何かだろうか」
ジガ:「小生の同朋……というわけではないのでしょうな」
福井亥也:「悪いが俺には見えねえな。感知型でもねえ」
羽角礼:「私も彼と同じだ、見える見えないでいうのなら大した役には立てんよ」
モブ顔の支部長:「……壁の向こうから、何か物音が聞こえたような気がするけど多分別件だよね?」
モブ顔の支部長:「ちょっと見てこようか。僕は事前に説明を聴いてるから、双葉君は彼らに説明をしてあげて」
モブ顔の支部長:そう言い、外に出て行きます。
蛍田佳耶子:じゃあ、扉のほうで
蛍田佳耶子:何かがチラチラと見切れてるのに気づくかもしれません……
蛍田佳耶子:"――こそこそ……。"
羽角礼:じゃあ、福井君に視線を送ろう。
福井亥也:ウインクでもかまして、懐に手を入れる。
GM:そのとき、玄関から響く悲鳴!
モブ顔の支部長:「「「お、おばけーーー!!」」」
蛍田佳耶子:"――わあ。"
蛍田佳耶子:"――ばれてしまったよ!"
福井亥也:「見える奴もいたわけかい」駆け寄る。武器を取り出している。
羽角礼:「さて、これが事件解決の役に立つといいのだけどね」 武器を抜く
蛍田佳耶子:部屋の中にふらふらと入ってくる。警戒心ゼロ!
モブ顔の支部長:扉からは、玄関で泡を吹いてぶっ倒れている支部長の姿が見える。
福井亥也:「ピエロにゃあ見えねえな。何の用かな、子猫ちゃん?」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃん、こんにちは。"武器には特に目もくれず、エミルちゃんに挨拶。
双葉エミル:「……あなたは……あの、火事の中で会った……?」
双葉エミル:気を失っていたなりに、ぼんやりと覚えているようだ。
蛍田佳耶子:"――えっと、会いに来たんだよ!私も覚えてるから。"
蛍田佳耶子:"――そう!久しぶりだね!"
蛍田佳耶子:"――あっ。"
蛍田佳耶子:"――私は幽霊兵の蛍田だよ!UGNの幽霊兵だよ!"パタパタと説明。
羽角礼:「福井君、耳に覚えは?」
蛍田佳耶子:"――ええと、将軍の部隊の……蛍田佳耶子……。"
福井亥也:「――"将軍”?」
双葉エミル:「……透けてる」
蛍田佳耶子:"――ええと。そうだ。"
蛍田佳耶子:透過度を落とす。《ヒューマンズネイバー》!
蛍田佳耶子:"――よく忘れるんだ。どう?ふつう?"
ジガ:「これはびっくりしたね」
ジガ:「御同輩か。自然発生は初めて見た」
渡会柊:「――わ、私、何もしてない、よ……?」
蛍田佳耶子:"――えへへ。照れるなあ。"
蛍田佳耶子:"――よろしくねー!よろしくねー!"その場のみんなと、ぶんぶんと握手をかわすぞ。
福井亥也:「奴さんの許なら、こんな透き通るような肌の子猫ちゃんが居ようとも驚かねえが」
福井亥也:「まったく、幽霊ってんまで実在すんのかね。レネゲイドってのは何でもありだな」
双葉エミル:「何が普通なのか、もうわかんない……」されるがままだ。
ジガ:「然りだな」
ジガ:「されど、それゆえ、こうした出会いもあるものです」
羽角礼:「この様子だと無用だな、これは」 と武器をしまう。
羽角礼:「で、蛍田君だったか?キミはその子に会いに来たと見ていいのかな」
蛍田佳耶子:"――そうだよ。"ふと、笑顔を消す。
蛍田佳耶子:"――エミルちゃん、ピエロに困ってるの?"
双葉エミル:「……あなたには、見えるの?」今度はテレビの上のほうを指差す
蛍田佳耶子:"――" 見えますか?
福井亥也:見えないだろうが、視線はそちらに向ける。
羽角礼:そちらの方を見てみる。
GM:ただテレビがあるだけですね。見えません。
羽角礼:「キミには何か見えたか?蛍田君」
蛍田佳耶子:"――見えない。"
蛍田佳耶子:"――なんでだろうね?エミルちゃんはあるって言ってるのにね。"
双葉エミル:「今、テレビに腰掛けて、こちらを見て笑ってる。それで、私の耳元で囁いてる」
渡会柊:「……あるものじゃない」
双葉エミル:「“諦めてしまえ”、って」
双葉エミル:「可笑しいよね。諦めるって、何を。私はもう何ももってないのに」
渡会柊:「あるけど見えない、じゃ、なくて……双葉さんにとってだけ、あるもの」
渡会柊:部屋の端から。
蛍田佳耶子:"――どうなの?諦めたい?"首を傾げる。
ジガ:「双葉殿にのみ向けられた、何らかの力の効果である、と」
ジガ:「我が主はそう仮定を立てているようです」
双葉エミル:渡会さんの言葉に、頷く。
双葉エミル:「……でも、わかんない。だってわたし、何を諦めれるのかも分からない」
蛍田佳耶子:"――ふうん。"
蛍田佳耶子:"――なにを諦められるんだろう?ピエロが言うなら、あるかもしれないね。"
福井亥也:「……ったく。しかしまた、こっちで対処できそうにねえな」
福井亥也:「目の前をブチのめすしかやれないっての、こちとら」
羽角礼:「……そのことは、いや。ここで話すのは止めよう」
モブ顔の支部長:「うーん、酷い目に会った……」 のそのそと玄関から歩いてくる。目が覚めたらしい。
蛍田佳耶子:"――あっ!太った人!"飛んで行く!
蛍田佳耶子:"――挨拶するよ!私は幽霊兵の蛍田佳耶子だよ。"
モブ顔の支部長:「……ぎゃ、ぎゃああ!こっちこないでオバケ!」
ジガ:「支部長殿。小生や主はよくてそれはよくないというのは」
ジガ:「理に沿わぬことではありませぬか」
モブ顔の支部長:「……言われてみれば。」
蛍田佳耶子:"――そうかなあ。" 支部長の首を絞めつつある。
モブ顔の支部長:「えっと、蛍田くん?よろしくね? ……って、ギブ!ギブゥ!」
蛍田佳耶子:"――よろしくね!" 笑顔。悪霊の習性なのだ……!
ジガ:「お手柔らかにお願い致します、御同輩どの」
蛍田佳耶子:手を離して、ジガくんに。
蛍田佳耶子:"――お友達だよね。よろしくね。"
ジガ:「何とぞ。しかし、平安の都を思い出すお方だ……」(魑魅魍魎的な意味で)
モブ顔の支部長:「はあっ、はあっ……えーと、それで、双葉くんの症状に関してなのだけれど」
モブ顔の支部長:「お察しの通り、何らかのオーヴァード……恐らくジャームの力が働いて、こういう症状が出ている線が濃厚なんだよね」
蛍田佳耶子:ふんふんと頷いている。正座だ。
渡会柊:「……あ、あの、双葉、さん」
渡会柊:「ピエロ、には…………あったこと、あるの?」
双葉エミル:「……そこにいるのとは、別に?」今度はカーテンの方を指差している。
渡会柊:「う、うん。……」
福井亥也:「ちょろちょろと。落ち着きのねえ奴だこと」
モブ顔の支部長:「こういう場合のセオリーは、『大体悪いやつをやっつければ解決』ってこと」
モブ顔の支部長:「だからキミたちには、そのピエロの討伐をお願いしたいんだ」
福井亥也:「ま、そうなるよなあ」
蛍田佳耶子:"――突撃だ!"拳を振り上げる。
羽角礼:「そうだな」
渡会柊:「いきてるピエロは、こわいよ……」
蛍田佳耶子:"――うん!突撃だよ!"
蛍田佳耶子:こくこくと頷く。
双葉エミル:「……突撃……」
福井亥也:「子猫ちゃんのストーカーを抜きにしても、奴さんはふん縛んなきゃならねえしな」
福井亥也:「一般人に手を出すことを厭わなかった。あの手合いを、放っておくわけにも行かねえだろ」
モブ顔の支部長:「それと、もうひとつ」 渡会さんに耳打ちするように
渡会柊:「!? は、はぃ」
モブ顔の支部長:「以前に比べて、双葉くんの精神状況は落ち着いてきたけど、今回の件でいつ不安定になるか分からない」
モブ顔の支部長:「キミは双葉くんをちゃんと見ていて、支えてあげて欲しいかな」
渡会柊:「支え……」
渡会柊:「わ、わか、わかりませんです、けど」
モブ顔の支部長:「そ。多分この中なら、キミが適任だよ」
渡会柊:「困ってるなら、たすけたい、です」
モブ顔の支部長:「……そかそか。ありがとうね、渡会くん」
モブ顔の支部長:「さて、他に何か質問はあるかい?」
ジガ:「羽角殿、お聞きしたいのだが」
羽角礼:「なにかな?」
ジガ:「貴殿が見た少年も、『視界の端に道化が』とのたまっていたのだね」
羽角礼:「そうだが……それについては後で話す。今は都合が悪い」
ジガ:「了解した」
GM:特に何もなければ、シーンをきろうかと思いますがよろしいでしょうか?
羽角礼:いえ、NPCが居ない状況にしたいです
GM:ふむ、でしたら。
モブ顔の支部長:「特になければ、この後双葉くんは健診があるからね。少し席を外すよ」
モブ顔の支部長:「このセーフハウスは、自由に使ってくれて構わないから。いこうか、双葉くん」
双葉エミル:言われるがままについていきます。
GM:がしゃん。扉が閉まる音。二人は出て行ったようだ。
羽角礼:二人が居なくなったのを見届けてから
羽角礼:「では、先程の話に戻すが」
羽角礼:「確かに私は放火した少年を捕まえた際に、ジガが言った事を漏らした」
羽角礼:「つまり、その少年は今の双葉君と同じような影響下にあったと言ってもいいだろう」
蛍田佳耶子:"――そうなの?"
福井亥也:「そいつはつまり」
羽角礼:「そう、双葉君も同じ行動をする可能性があるということだ」
福井亥也:「あの子猫ちゃんも、そういう動きに移りかねないって?」
福井亥也:「だよなあ」
羽角礼:「だから席を外した後で伝えた、こんなことは本人の前で言えないことだからな」
蛍田佳耶子:"――そうだね!"力強く頷く。
蛍田佳耶子:"――私、絶対言わないよ!"腕を振り上げる!
福井亥也:「ま、何にせよ。元から断つしかないわけで」
渡会柊:「双葉さんは……ちゃんと……見ておく、よ」
蛍田佳耶子:"――私も!見る!"
羽角礼:「その元から何らかのアクションがある可能性がある、頼りにしているよ」
福井亥也:「よろしく頼むぜ、子猫ちゃん達。女所帯で嬉しい限りだ」
ジガ:「小生は雄ですがね」
蛍田佳耶子:"――放火してた子って。"
蛍田佳耶子:"――ほかにも何か言ってたの?"
蛍田佳耶子:"――私がエミルちゃんと会ったのも、火事の時だったんだよ。"
羽角礼:「後はこの世界が灰になって綺麗になるだとか……その程度だな」 OPでのことはだいたいここで説明します
蛍田佳耶子:"――ふーん。"
蛍田佳耶子:"――"
蛍田佳耶子:"――あ。"
羽角礼:「なにか気づいたかな?」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんと会ったとき、もうひとりいたの。"
福井亥也:「もう一人?」
蛍田佳耶子:"――顔がすごく焼けてて、助けたいなあと思ったけど。"
蛍田佳耶子:"――いまさら遅いって言われて。どこかに消えちゃったから。"
蛍田佳耶子:"――焼いて、灰にして、綺麗にしたいって言ってた。"
蛍田佳耶子:"――世界って腐ってるのかな?"
福井亥也:「――そいつはどうなった?」
蛍田佳耶子:"――うーん。"
蛍田佳耶子:消えた時の特徴を思い出そうとしてみましょう。
蛍田佳耶子:"――どうなったんだろうね?"
福井亥也:「いや、いいさ。子猫ちゃんの頭をそいつで埋めさせるのも忍びねえ」
蛍田佳耶子:"――走って逃げてったのかも。……それとも。"
蛍田佳耶子:"――本当に消えたのかもしれないなあ。幽霊かも。"
福井亥也:「幽霊、ね」
ジガ:「それほど頻繁にお目に掛かることはありませんが」
ジガ:「もしものことがあります。可能性には入れておきましょう」
福井亥也:「ま、生きてようが死んでようがだ。未練を持った奴ってのは厄介なんだよな」
蛍田佳耶子:"――私も幽霊にあったのってはじめてだよ~!"小さいジガくんの手を握ってぶんぶんと振る。
羽角礼:「顔が焼けているもう一人……か」
蛍田佳耶子:"――よろしくね!ジガニャン!ともだち!"
ジガ:「ジガニャ……! 新しい!」
ジガ:「なにとぞ、我が主ともども、仲良くして下さいませ」
ジガ:煙管の煙で『トモダチ』と描く
ジガ:「主。主も親しみをこめてジガニャンと呼んでくださっても構わないのですよ」
蛍田佳耶子:"――えへへー。お名前はなあに?" 渡会さんの背中にもまとわりつく。寒気!
渡会柊:「えっそれはちょっと。……っわ、わたらい、わたらふふふふふ(震え)」
羽角礼:その光景を見てから部屋を出る際に福井さんに耳打ちしよう
羽角礼:「双葉君が言われている『諦めろ』という言葉」
羽角礼:「見当がついていると思うが……彼女が『生きる』ことに対してかもな。気をつけようお互い」
福井亥也:「……だよなあ」
羽角礼:なにもなければそのまま出て行く感じで以上です。
福井亥也:じゃあ去った後に、ひとり呟きます
福井亥也:「世の中にゃあまだ、知らねえ事が五万とあるってね。そいつを教えるまではくたばらせるもんかっての」
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:シーン終了。
GM:購入とロイス取得が可能です。
蛍田佳耶子:ジガニャン!
蛍田佳耶子:仲間/ジガニャン/かわいい:○/隔意/ロイス
羽角礼:2dx+4>=15 アームドスーツ!
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 7[3,7]+4 → 11 → 失敗

福井亥也:ボディアーマーでも。
渡会柊:-同輩(ジガ)/蛍田佳耶子/新しい:○/悪霊/ロイス
羽角礼:PC間ロイスは渡会チャンか……
福井亥也:1dx+4>=12
DoubleCross : (1R10+4[10]>=12) → 9[9]+4 → 13 → 成功

渡会柊:めざせメイド服
羽角礼:-/渡会柊/庇護:○/食傷/ロイス
蛍田佳耶子:当然!メイド服だッ!
渡会柊:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[3,3] → 3

蛍田佳耶子:5dx+1>=20
DoubleCross : (5R10+1[10]>=20) → 10[2,4,7,8,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

蛍田佳耶子:凄ェ!財産3使って購入!
渡会柊:こ、これが……ソラリスの力……
GM:あったよ!メイド服が!
福井亥也:-幽霊/蛍田佳那子/好意:○/隔意/ロイス
福井亥也:以上!
羽角礼:後、福井さんにとっておこう 福井亥也/連帯感:○/隔意/ロイス
羽角礼:以上です

GM:では、ミドル2、情報収集に移る前に、情報収集フェイズにおける特殊ルールを説明いたします。
GM:双葉エミルの見ているピエロの幻覚ですが、あれはシステム的にはEロイス【歪んだ囁き】だと考えて下さい。
蛍田佳耶子:ロイスを結んでいるから姿が見えるわけですね。
GM:あ、ちょっと違います。対象のみ幻聴が聴こえ続けて気が狂う、って感じのものだと思ってもらえれば。
GM:本来ならば【歪んだ囁き】は一回だけのオートアクションですが、今回は毎ターン冒頭に発動する、とお考え下さい。
蛍田佳耶子:了解です!
GM:効果は今のところ開示されませんが、この効果を打ち消したければ毎ターン誰かが“アタッチメントセオリー”と<交渉>で対決し、勝利する必要があります。
GM:この対決判定には複数人が判定することが可能であり、達成値の合計で対決に勝利すれば効果を打ち消すことが可能ですが、この判定を行った人は情報収集を行うことが出来ません。
GM:打ち消さず、情報収集に専念することも勿論可能です。
渡会柊:情報収集か交渉かということですね
GM:はい、そうなります。
羽角礼:これ、まずは効果打ち消しからやったほうがいいですね。
蛍田佳耶子:社会もそこそこあるのでがんばる!
渡会柊:情報かなー
GM:基本的にシーンへの途中参加も認めますし、判定の難易度自体はそんな難しくないはずです。
GM:相談のうえ、交渉担当を決めてください!

ミドルフェイズ2:情報収集その1

GM:では、ミドル2、情報収集フェイズ。
GM:シーンプレイヤーは福井さん。他の参加は自由です。
羽角礼:何にせよ出るか。
羽角礼:羽角礼の侵蝕率を+10(1d10->10)した
蛍田佳耶子:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 5[5]+52 → 57

福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+9(1D10->9) (侵蝕率:37->46)
蛍田佳耶子:くそっ、こいつらが使っているテクノロジーはなんなんだ……!
渡会柊:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

蛍田佳耶子:これが文明の力なのか
GM:幽霊ですから……文明とは相容れない……
蛍田佳耶子:悲しい物語だぜ
GM:冒頭に、マスターシーンをはさみます。

双葉エミル:―――囁くピエロの声が聞こえる。貴方は誰。
ピエロの面:『こんにちは、エミル』
双葉エミル:それは様々な場所に現れる。テレビの上、机の下、膝の上、瞼の裏。
双葉エミル:遠くても、近くても。まるで私にだけ聞き取れるような小さな声で、彼は囁く。
ピエロの面:『エミル、キミはとても苦しんだ』
ピエロの面:『もう、諦めてしまってもいい頃合いじゃあないかな?』
双葉エミル:……諦めるって、何を。

GM:まず、【歪んだ囁き】の対決判定の達成値を出します。
“アタッチメントセオリー”:8dx10+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 10[2,5,5,6,7,9,9,10]+9[9]+4 → 23

GM:また、情報収集の項目を提示します。
GM
・双葉エミルについて 情報<UGN><噂話>:6

・“アタッチメントセオリー”について 情報<裏社会><UGN>:8

・連続放火事件について 情報<裏社会><噂話>:8

蛍田佳耶子:シチュエーションはこっちで決めたほうがいいですかね。
GM:なにかあるならば遠慮なくどうぞ!
GM:特に指定がない場合、セーフハウスにてエミルを交えて話をしつつ、情報収集をしていく形になります。
渡会柊:エミルかアタッチメントか
蛍田佳耶子:じゃあ交渉かなあ。まず話してみましょう。
蛍田佳耶子:これは判定からがいいですか?
GM:そうですね、先に判定してしまいましょう。
蛍田佳耶子:うーん、ところで蛍田さん、ピエロさんと似たような能力として《声無き声》を持ってるんですけども
蛍田佳耶子:これで判定を〈RC〉にできないものでしょうか
GM:原理を理解して対策を練る、って感じでしょうか。
蛍田佳耶子:エミルちゃんに心を開いてもらって、相手の呼びかけを打ち消すのを有利にしたいです
GM:なるほど。
GM:うーん、いい手だと思うので……でもそれを通しで許可しちゃうと蛍田さん一人で事足りてしまうので
GM:このシーンのみあり、としましょう。
蛍田佳耶子:いや、すいません、なしでもいいんですけどもw
GM:いや、原理的には面白いと思うので!
蛍田佳耶子:じゃあマイナーで《オリジン:レジェンド》を使用します。57→59
蛍田佳耶子:技能で4、メイド服で+3、レジェンドで+10、「能力訓練:精神」を使って+1
蛍田佳耶子:2dx+18
DoubleCross : (2R10+18[10]) → 10[9,10]+9[9]+18 → 37

蛍田佳耶子:足りました!
GM:幽霊はすごかった。
GM:では、このターンでの双葉エミルへの【歪んだ囁き】の効果は打ち消されました。
GM:残りの方は情報収集をどうぞ。全部終わってから描写に映ります。
渡会柊:ではエミルさんについて。
渡会柊:コネがあるのでUGNは+2
渡会柊:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 7[3,4,4,7]+2 → 9

羽角礼:連続放火事件について調べようかな
羽角礼:2dx+3>=8 情報収集チーム1/3
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 9[6,9]+3 → 12 → 成功

羽角礼:情報は連続放火事件
福井亥也:"アタッチメントセオリー”について振ります。
福井亥也:情報収集チームを使用してUGNで振る。
福井亥也:1dx+5>=8
DoubleCross : (1R10+5[10]>=8) → 8[8]+5 → 13 → 成功

GM:全員成功ですね!
GM:では、情報を開示します。

・双葉エミルについて
双葉エミル。つけられたCNは“ディソシエイティブ”。
1ヶ月前のレネゲイド災禍により、住処と家族を失い、現在はセーフハウスの一室を借りて棲まされている。
事故当初は塞ぎこんでいたが、現在は少しは意思疎通が可能になった模様。ただし己の命を軽んじる発言が目立つ。
GM:大体これまでの情報のおさらいです。
GM:→双葉エミルについて2 の情報収集が可能になりました

・“アタッチメントセオリー”について
ピエロのようなお面を被ったジャーム。
過去の活動記録は存在しないことから、最近発生したジャームであると推測される。
連続放火事件の原因であり、双葉エミルに強い執着を持っている。
焼け爛れた顔の火傷を隠すためにピエロの面を被っているようだ。
GM:→“アタッチメントセオリー”について2 が情報収集可能になりました。

・連続放火事件について
“アタッチメントセオリー”によって操られた人間が起こす、連続放火事件。
双葉家が入居していたアパートの全焼事件を一件目として、現在に至るまで連続して発生している。
多くの場合、オーヴァードでない一般家庭がターゲットになっているようだ。
GM:→・双葉家の事件について  が情報収集可能になりました。

GM:・セーフハウス、リビングにて
GM:今、リビングには二人の人物の姿がある。
GM:一人は、この家に住む少女、双葉エミル。そしてもう一人は……
双葉エミル:「……」視線をテーブルの上に。今、“それ”はそこにいるらしい。
蛍田佳耶子:"――エミルちゃーん!"抱きつく!
双葉エミル:「……蛍田、さん」
双葉エミル:動じる様子は無い。というよりも、反応が薄いのだ。
蛍田佳耶子:"――大丈夫?"
蛍田佳耶子:"――前髪、じゃまじゃない?" 前髪を勝手にどけてみる。
双葉エミル:「……さわら、ないで」
双葉エミル:拒絶の言葉。だが、そこまで強い拒絶の意志は感じられないだろう。
蛍田佳耶子:"――えへへ。"テーブルの上に正座する。
蛍田佳耶子:体重がないので、ものが散らかることもない。
蛍田佳耶子:"――重なってみえる?"
双葉エミル:「……どこかへ、逃げた。今は、あっち」キッチンの方を指差す。
蛍田佳耶子:"――悪者はすぐ逃げるんだ。"フイフイとキッチンに向かう。
蛍田佳耶子:"――今度!今度はどう?"両手を広げる。
双葉エミル:「……今度は、そこ」 ソファーの上。
双葉エミル:「消えない、ね」
蛍田佳耶子:"――ううーん!"
蛍田佳耶子:頭をかかえて悩む。
蛍田佳耶子:"――まだ声がきこえるの?"
双葉エミル:「……聞こえる。諦めろって言ってる」
蛍田佳耶子:"――じゃあ、私の声は?"
双葉エミル:「……聞こえる。なんだか、ふわふわした声」
蛍田佳耶子:"――よく言われるよー。えへへへ。"何故か照れる。
双葉エミル:「……あの声、耳障りだから。少し気が紛れる」
蛍田佳耶子:"――私とピエロは同じだよね。"
蛍田佳耶子:"――私、生きた喉がないから。"
蛍田佳耶子:"――だから、エミルちゃんが心を開いてくれてるから、声が聞こえてるんだよ。"
双葉エミル:「……そうなの、かな」
蛍田佳耶子:"――えへへ、どうだろうね。"
双葉エミル:「わたしを開いて、中を覗いても。汚いものしか入ってないと、思う」
双葉エミル:「そんなもの……見るものじゃ、ない」
蛍田佳耶子:"――汚いのを、汚くなくすることはできない?"
双葉エミル:「……汚いものを、きれいに……」
双葉エミル:「出来たら、どんなに……」
双葉エミル:そう言い、黙り込んでしまう。
蛍田佳耶子:"――諦めろって、どういうことだろうね?"テーブルに座っている。
蛍田佳耶子:"――汚いものを綺麗にしたいのを、諦めろってことなのかなあ。"
蛍田佳耶子:"――エミルちゃん、そうしたいと思うの?"
双葉エミル:「分かんないよ。分かんない……」
蛍田佳耶子:"――ううん、じゃあ、それじゃないのかな。"
蛍田佳耶子:"――私は。"
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんを開いて、中を覗いたりするよ。それはいや?"
双葉エミル:「……やめて」
双葉エミル:「私は……わたしの中身なんか、見たくないから……」
蛍田佳耶子:"――中身が怖いんだ。自分の。"指差す。
蛍田佳耶子:"――えへへ。"
双葉エミル:「……」
双葉エミル:「……怖い」
蛍田佳耶子:"――怖い気持ちがあるなら、それはなにか持ってるってことだよね。"
蛍田佳耶子:"――なにか、失いたくないものを。うらやましいな。"
蛍田佳耶子:"――私、幽霊だし!えへへ。"
蛍田佳耶子:呼び止められなければそう言って、ふらふらと消えます。
双葉エミル:「……」
双葉エミル:呼び止めません。ただ、ピエロの方ではなく、蛍田さんが消えるまで視線で追います。
渡会柊:じゃあ、その辺りで、入ってきましょうか
双葉エミル:「……今度は、渡会さん」
渡会柊:「こ……こんにちわ……」コンビニの、ビニール袋を持っている
渡会柊:「あ、あの、ね。……あんまり、食べてない、みたいだったから」
双葉エミル:「……食べ物?」
渡会柊:「ジガ、が、疲れた時は、何か美味しいものがあればいい、って……」
渡会柊:コンビニスイーツを並べ始める。
双葉エミル:「……甘いもの?」
渡会柊:「わた、わたし、……こういうの、あまり、知らなくて」
渡会柊:「何が、美味しい、の?」
双葉エミル:「……わたしも、よく分からない」
渡会柊:『特製あんみつおしるこカスタードクリーム黒蜜添えパンナコッタ』みたいなことが書かれた容器を
渡会柊:不思議そうに持ち上げる
双葉エミル:「……どうやって、食べるの?」ストローで刺す系のやつを手に取る。
渡会柊:あと何故か猫缶とかもある。ジガがちゃっかり買わせたのだ
渡会柊:「分からない、ね。」
双葉エミル:「……あ、猫カン……それは、分かるよ」
渡会柊:シールを剥がさずに蓋を開けようとしている。
双葉エミル:「味薄いから、あんまり好きじゃない」
渡会柊:「あ、ジガが好きなの」
渡会柊:「これ……猫用だよ」
双葉エミル:「そっか、ジガさんは、変わってるね」
渡会柊:「そうかも。…………でも、大切、だから」
双葉エミル:「……そう。大切な人……猫? なんだ」
渡会柊:「家族……じゃないけど、でも、会ってからはずっと、大事」
双葉エミル:「……わたしの大切な人は、燃えちゃった」
渡会柊:「……あのね、双葉、さん」
双葉エミル:「……何?」
渡会柊:「諦めちゃ、駄目だよ……自分を、落としたら、駄目なんだよ」
渡会柊:「たくさん、たくさん、あって、続けて」
渡会柊:「そうすれば、ジガみたいに、大事な人に会えるかもしれないから」
双葉エミル:「……自分を、落とす?」
渡会柊:「落とす、じゃなくて……えっと、そ、粗末?」
渡会柊:「自分が、駄目だと思うことは」
渡会柊:「自分を大切に思ってくれてる人とか、自分を大事にしてくれた人に、悪いから」
渡会柊:「……そういう風に思ってると、本当に、悪いものに、なっちゃう」
双葉エミル:「……また、そうやって……」
双葉エミル:「……悪いのは、私なんだから……大切にされていい訳なんて、ないのに……」
双葉エミル:「……」
双葉エミル:「……ピエロが、踊ってる」
双葉エミル:「……私はとても苦しんだ……諦めてしまえよ、って」
双葉エミル:「……嫌。渡会さん、これ、嫌。すごく耳障りなの」
渡会柊:「さ、参考に、なるかは、分からないんだけど」
渡会柊:「私は、そういうものに、あてられそうになったときは」
渡会柊:「『確かなもの』……をね、みるの」
双葉エミル:「確かな、もの……?」目を閉じ、耳を押さえながら、話を聴く。
渡会柊:「見触れて、見えて、聴けて、嗅げて……食べられるもの?」
渡会柊:「そういうものって、みんな、不確かだから」
双葉エミル:「……じゃあ、それ食べて、いい?」
渡会柊:「たくさんみなきゃいけないときは、確かなもので、対抗するの」
GM:そう言って、特製あんみつおしるこカスタードクリーム黒蜜添えパンナコッタを指差す。
渡会柊:「食べよう。諦めなきゃ、きっと、このフタも……」
渡会柊:パァン!
渡会柊:「ひふ!?」
渡会柊:プラスチックの蓋が勢いよく外れて中身が弾ける。
渡会柊:「……ご、ごめんなさい……」顔とか腕とか服とかに特製(略)(略)が
渡会柊:「他の、開けるね……」
双葉エミル:「……これは、危ない……覚えた」
渡会柊:「これは・・・・・ジガにきいてもわからなかった・・・・・・」
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:・セーフハウス別室
福井亥也:手許には集めた情報資料。目線は監視カメラの映像。
福井亥也:「やれやれ」頭を押さえる。
福井亥也:「頼もしい子猫ちゃんたちだこと。賭けの勝者の座は、若人達に譲るとしますかね」
羽角礼:じゃあ、私は調査資料だけ置いてあるという感じで。
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:では、シーンを終了します。
福井亥也:あ、ロイスだけ。
GM:あ、どうぞ!
福井亥也:-期待の星/渡会柊/好意:○/不安/ロイス
福井亥也:いじょう。お疲れ様でした。

ミドルフェイズ3:情報収集その2

GM:ミドルフェイズ3、情報収集シーンその2です。
GM:シーンプレイヤーは……侵食値的に再び福井さん。
GM:他の人は登場自由です。
福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+5(1D10->5) (侵蝕率:46->51)
羽角礼:羽角礼の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:56->62)
渡会柊:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 1[1]+49 → 50

蛍田佳耶子:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 8[8]+59 → 67

渡会柊:すげー調子良いな……
GM:今回も、冒頭に短いマスターシーンをはさみます。

双葉エミル:―――囁くピエロの声が聞こえる。貴方は誰。
ピエロの面:『こんにちは、エミル』
双葉エミル:それは、実体があるのかどうかも分からない。ピエロの形をしているようにも、他の形をしているようにも見える。
双葉エミル:まるでテレビ。机、私の膝、私の目蓋。
双葉エミル:遠くても、近くても、まるで私にだけ聞き取れるような小さな声で、彼は囁く。
ピエロの面:『エミル、苦しいかい?この世界は、苦しいかい?』
ピエロの面:『苦しいのは、我慢をするからさ。キミを縛り付けているものは何?』
双葉エミル:……私を、縛り付けているもの。それは。

GM:今回も先に判定を済ませてからシーン描写をしましょう。
“アタッチメントセオリー”:【歪んだ囁き】の対決判定の達成値を出します。
“アタッチメントセオリー”:8dx10+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 9[2,3,4,4,4,5,7,9]+4 → 13

GM:今回の難易度は13です。
GM:そして、現在可能な情報収集項目を提示します。

・双葉エミルについて2 情報<UGN><噂話>:7

・“アタッチメントセオリー”について2   情報<裏社会><UGN>:8

・双葉家の事件について 情報<裏社会><UGN>:9

福井亥也:これでしたら私が一人で抑えましょうか?
蛍田佳耶子:組織の助力で勝てますしねw
渡会柊:頼もしいですお願いします
福井亥也:では、組織の助力を使って交渉判定します。
GM:どうぞ!
福井亥也:10dx+5>=13
DoubleCross : (10R10+5[10]>=13) → 9[1,2,2,5,7,7,8,9,9,9]+5 → 14 → 成功

福井亥也:ほらね!
羽角礼:お、おう
GM:では、このターンの双葉エミルへの【歪んだ囁き】の効果は打ち消されました。
GM:残りの方は、自由に情報収集をどうぞ!
羽角礼:じゃあ私は双葉家の事件調べようかな
蛍田佳耶子:私も社会は高いですぞ
渡会柊:エーミルちゃーん
渡会柊:2!
渡会柊:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,5,6,10]+8[8]+2 → 20

羽角礼:3dx+3>=9 情報収集チーム2/3 双葉家の事件について 技能:<情報:裏社会>
DoubleCross : (3R10+3[10]>=9) → 9[5,6,9]+3 → 12 → 成功

蛍田佳耶子:じゃあわたしはアタッチメントセオリー。
蛍田佳耶子:6dx+3 情報収集チーム1/3、情報UGN
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[6,6,6,7,7,10]+9[9]+3 → 22

GM:全員成功ですね!というかみんな達成値凄いぞ。
GM:では、情報収集の項目を開示していきます。

・双葉エミルについて2 情報<UGN><噂話>:7
彼女のシンドロームはサラマンダー。
また、適性検査と検診の結果を見るに、彼女は何らかの「もう一つの人格」を持つようだ。
彼女の「もう一つの人格」は、オーヴァード化により発生したものではなく、もっと別の要因があるようである。

“アタッチメントセオリー”について2 情報<裏社会><UGN>:9
連続放火事件を起こす際に他者を操る術として、精神操作エフェクトを使っていた痕跡がある。
シンドロームはどうやら、オルクスやソラリスといった絡め手を主体とするもののようだ。

・双葉家の事件について 情報<裏社会><噂話>:10
約一ヶ月前に起こった、家屋全焼事件。この際双葉エミルの両親と兄が死亡している。
UGNの記録には、PC2の報告と一般家庭では有り得ない火力での火災発生の現場証拠から、ジャームが起こした事件であると記録されている。
蛍田佳耶子:そんな……まさか私が……!?
GM:まさかお前が……アタッチメントセオリーだとは……
GM:以上の三つの情報が開示されたため
GM:→双葉家の事件の真相について を調べることが可能になりました。

GM:・セーフハウスにて
GM:その日、キミがセーフハウスを訪れると……異常を感知する。
GM:室内の温度が、明らかに低すぎるのだ。まるで、冷蔵庫の中に居るかのように。
GM:霜の張ったリビングの中央に、双葉エミルは居た。
福井亥也:「おいおい、こいつは……」
双葉エミル:「……」
福井亥也:「よう子猫ちゃん。元気してる?」
双葉エミル:「……福井、さん」
双葉エミル:白い息、小刻みに震えながら、来客に目を向ける。
福井亥也:「……寒くねえの?ほら」スーツの上着をかける。
双葉エミル:素直にかけられます。
双葉エミル:「……寒いよ。とても寒い。寒いと、凍るから」
福井亥也:「凍ったままで居たいって?」
双葉エミル:「うるさいピエロが囁くから。諦めろってうるさいから」
双葉エミル:「燃え上がらないように、凍らせて固めるの」
福井亥也:「ふうん。俺とはまあ、逆ってとこだな」
双葉エミル:小刻みに震えながら、福井さんを見上げる。
双葉エミル:「凍らせておけば、腐らないから」
福井亥也:「ま、やりたいことはわかるがね」隣に腰を下ろす。
福井亥也:「体に支障出ない程度にしときな。大事なのはバランスってね」
双葉エミル:「……バランス?」
福井亥也:「そ。健全な精神と健全な肉体。どっちも欠いちゃあいけねえ」
福井亥也:「だからちゃんと旨いもん食って、睡眠もしっかり取る。そいつを繰り返してりゃあいい」
双葉エミル:「……そうすれば、健全に、なれる?」
福井亥也:「少なくとも俺はなった」
双葉エミル:「……そう」
双葉エミル:「この前、渡会さんがお菓子をもってきたのも……そういう」
福井亥也:「そうそう。共通の愉しみなんだって」
双葉エミル:「……」身体から発される冷気が、次第に弱まっていく。
双葉エミル:「……少し、疲れたみたい」
双葉エミル:「今なら、寝れる気がする、かも」
福井亥也:「じゃあ休みゃあいいさ」
双葉エミル:「……おやすみ、なさい」
双葉エミル:そう言い、てこてこと自室のある二階へ上がっていきます。
福井亥也:「おう。お休み」
GM:では、リビングに一人福井さんが残された、という形で
福井亥也:あ、他の人が来る前に、自分の炎で霜を溶かしておきます。痕跡を残さない。
GM:了解です。では程よく部屋は解凍され、冷蔵庫のようになっていた痕跡はなくなりました。
GM:では、他の方も登場をお願いします。
GM:情報共有だ!
蛍田佳耶子:では、ふらふら入ってきます。
蛍田佳耶子:"――エミルちゃーん。"ふわふわ
福井亥也:「しー」指を立てる。
蛍田佳耶子:"――あっ、福井さんだ。"
福井亥也:「今は子猫ちゃんはぐっすりお休みってね」
蛍田佳耶子:"――そうなの?"
羽角礼:「なら、都合は良さそうだな。ちょうどいい」 入ってくる
蛍田佳耶子:"――生きてる人って、なんで寝るんだろうね。"
福井亥也:「幽霊は寝ねえの?生前と同じ行動をしそうなもんだが」
渡会柊:「相手に……よる、です」福井さんに
蛍田佳耶子:"――羽角ちゃんと渡会ちゃん、一緒だったんだ。"
羽角礼:「つい、そこでな」
渡会柊:「し、しらべて……たの。エミルさんの、家のこと……」
福井亥也:「おお、こいつは優秀な子猫ちゃんだ。偉いもんだ」
福井亥也:「俺がふらふらと遊んでるうちに情報が集まる。UGNってのは楽な組織だね」
蛍田佳耶子:"――ジガニャン!"ジガニャンを探そう。
ジガ:「およびですかな」 煙管を咥えて、部屋の影から
蛍田佳耶子:"――えへへー。"なでなで
蛍田佳耶子:特に用はない!かわいがってるだけ!
羽角礼:「じゃれあうのはそこそこにして各自で調べたことを言ってはどうかな?蛍田君」
渡会柊:「ふむ。健在そうで何よりですな、蛍田嬢」
渡会柊:また間違えたよ……
ジガ:「ふむ。健在そうで何よりですな、蛍田嬢」撫でられる。包容力。
蛍田佳耶子:"――うふふ。知りたい?羽角ちゃん。"
蛍田佳耶子:ジガニャンを抱きかかえつつ。霊体同士なので悪影響の心配がないのだ
羽角礼:「わざわざ聞く必要があるのかな、言わねば話は進まんぞ」
福井亥也:「俺は是非知りたいね。教えちゃあくれないかい?」手で制しながら。
蛍田佳耶子:"――でも、私がわかってることなんて少ないから。"ジガニャンのほっぺをむにゅむにゅしつつ。
蛍田佳耶子:"――昨日、エミルちゃんと話したんだよ。"
蛍田佳耶子:"――ピエロは、私と似ているよね。どうかな?"
福井亥也:「似てる?子猫ちゃんのほうが素敵だと思うが、見た目の話じゃあねえか」
蛍田佳耶子:"――話して、心に入って、自分の代わりに、他の人の体を動かすの。"
蛍田佳耶子:"――どうしてそうするんだろうね?"
蛍田佳耶子:"――自分で動かせる体がないのかな?私みたいに。眠ったり、食べたりする体。"
福井亥也:「俺は本体らしいやつを見たはずなんだがね」
福井亥也:「ま、少なくとも、そういうことが出来る奴だって話ではあるか」
蛍田佳耶子:"――その人、顔は焦げてた?"
福井亥也:「ああ。ばっちりと」
蛍田佳耶子:"――えっへっへへへー。"なぜか嬉しそうに笑う。
蛍田佳耶子:"――顔が焦げて、なくなってたり、ピエロのお面で隠れてたりしたら。"
蛍田佳耶子:"――同じ人かどうかなんて、誰にも分かんないよね。"余所見をしながらジガニャンの手をくいくいやってる。
ジガ:「ひかし、ひゅふぁふぁふぉのひひんにも」
ジガ:ふにふにされている。
蛍田佳耶子:ほっぺを離してやろう。
渡会柊:「あ……あのね」
渡会柊:「双葉さん自身も、何か、事情がある……みたいなの」
蛍田佳耶子:"――"手を止めて聞く。
福井亥也:「と言うと?」
ジガ:「どうも、人格に統一性が見られない時があるようですな」
ジガ:「オーヴァード化とは関係のない、別個の原因によるもののようです」
蛍田佳耶子:"――あーっ!わかったよ!"
福井亥也:「はあ。成程ねえ」頭をかく。
蛍田佳耶子:"――ピエロが、操る能力で別の人格を作ってるんだ。まちがいないよ!"
蛍田佳耶子:"――そうと決まれば、ピエロを突撃してぶっ潰そう!"うるさいぞ!
福井亥也:「そいつは一番都合の良い発想だな」
福井亥也:「そうあってくれりゃあいいが、世の中だいたいそんな単純じゃねえ」
蛍田佳耶子:"――ええっ!?なんで!?"
ジガ:「蛍田嬢には申し訳ありませぬが、そちらの御仁に同意いたします」
ジガ:「もう少し、敵のこと、彼女の家族が亡くなられた事件のこと」
ジガ:「調べる必要性がございます」
羽角礼:「そういうことだ、亡くなった事件について話すぞ」
羽角礼:「よろしいか?」
福井亥也:「頼む」
羽角礼:「まず放火事件についてだ、これは双葉君の家が一件目とする連続した事件」
羽角礼:「多くはオーヴァードではない一般家庭が対象となっているようだな」
蛍田佳耶子:"――オーヴァードじゃないおうちを燃やして、楽しいのかな。"
羽角礼:「さてな、楽しいかよりも別の理由があるのかもしれんよ」
羽角礼:「この際、彼女の家族は両親と兄が死亡している」
蛍田佳耶子:"――あれ?"
蛍田佳耶子:"――???"
福井亥也:「どうしたよ?」
蛍田佳耶子:"――羽角ちゃんが話してるのって、エミルちゃんの事件のこと?"
渡会柊:「…………え?」
羽角礼:「そのつもりだ、正確には彼女の家庭が入居していたアパートが全焼したというのが一件目だ」
蛍田佳耶子:"――じゃあ、私がいた事件だよねえ。"
ジガ:「少々、気になるところがございますな」
ジガ:「蛍田嬢、貴殿もそうですかな?」
蛍田佳耶子:"――私が見たとき、死体は2つしかなかったよ。"
蛍田佳耶子:"――あ!そうか。"手をポンと叩く。
蛍田佳耶子:"――私が見てないところにもう一人いたのかもしれないね。"
蛍田佳耶子:"――見殺しにしちゃったんだ。きっと。えっへへへ……へへ……。"
渡会柊:「双葉さん、……悲しんで、た」
渡会柊:「お父さんとお母さんが、死んじゃった、こと」
渡会柊:「…………お兄さんのこと、言ってた?」
蛍田佳耶子:"――なんでだろうね。"
ジガ:「羽角殿、腰を折って申し訳ない。先ずは貴殿の知り得たこと、続けて下され」
ジガ:「考察はその後と致しましょう」
羽角礼:「もう、いいのか?続けるぞ」
羽角礼:「原因は一般家庭では考えられん火力によるものだ、現場証拠から見てジャームと見るのが妥当だろう」
羽角礼:「これで終わりだ。―――さて、一体火事を起こしたのは誰なんだろうな?」
蛍田佳耶子:"――顔が焦げてた人だ。ジャーム!"
蛍田佳耶子:"――私が助けようとしたら逃げたし、これはまちがいないよ!"
ジガ:「少なくとも、少なくとも、その方が鍵でありましょう」
蛍田佳耶子:"――ひっ捕らえよう!"
渡会柊:「どう、やって……?」
蛍田佳耶子:"――う、ううん……。"上下逆さまになる。
蛍田佳耶子:"――どこにいるんだろう?なにしてるんだろうね?なんだか、全然わからないね。"
ジガ:「深入りする必要がありましょう」
福井亥也:「ま、そういうこった」
羽角礼:「まだ調べることがある、動くのはそれからということさ」
福井亥也:「突撃にゃあ手が足りないってね」
ジガ:「表のみの情報では、見つからぬものもございます」
蛍田佳耶子:"――ピエロのお面なんかしてたら、すごく目立つと思うのになあ。"
福井亥也:「と、言うわけで。期待してるぜ、子猫ちゃん達」
ジガ:「小生は雄ですゆえ」
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:シーン終了。購入、ロイス取得が可能です。
渡会柊:ロイスはまだいいかなあ
羽角礼:3dx+4>=15 アームドスーツ
DoubleCross : (3R10+4[10]>=15) → 8[3,8,8]+4 → 12 → 失敗

福井亥也:応急手当を買います。
福井亥也:1dx+4>=8
DoubleCross : (1R10+4[10]>=8) → 1[1]+4 → 5 → ファンブル

福井亥也:ダメ!
渡会柊:ミーミーはブルーゲイルが欲しい
渡会柊:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[4,5] → 5

渡会柊:無理でした
蛍田佳耶子:なんか買ってほしいものありますか
蛍田佳耶子:金なんてそんなに持ってませんが
羽角礼:強いていうならアームドスーツかなぁ
蛍田佳耶子:ではアームスーツやりましょう。
蛍田佳耶子:6dx+1>=15
DoubleCross : (6R10+1[10]>=15) → 10[2,3,7,7,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

蛍田佳耶子:買えました。
渡会柊:ソラリスすげえ!
蛍田佳耶子:礼ちゃんにあげます。
羽角礼:組織の助力はダイス10個あるのにクリティカルしない……
羽角礼:貰います!
羽角礼:ロイスはない、以上!
渡会柊:以上ですー
GM:では、よろしいでしょうか?
福井亥也:はーい
蛍田佳耶子:はい

ミドルフェイズ4:情報収集その3

GM:では、ミドル4情報収集パートその3です。
GM:シーンプレイヤーは渡会さん。
GM:他の人の登場は自由です。
渡会柊:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 7[7]+50 → 57

福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+4(1D10->4) (侵蝕率:51->55)
羽角礼:羽角礼の侵蝕率を+3(1d10->3)した (侵蝕率:62->65)
GM:蛍田さんは先ほど言ったように休みますか?
蛍田佳耶子:まず休みましょう。
蛍田佳耶子:様子見て出ます
GM:了解です。

双葉エミル:―――囁くピエロの声が聞こえる。貴方は誰。
ピエロの面:『こんにちは、エミル』
双葉エミル:それはまるで白昼の夢。消えては現れ、囁いては消え。視界の端で不快な踊りをおどり、常に私の脳にノイズを走らせる。
双葉エミル:遠くても、近くても、まるで私にだけ聞き取れるような小さな声で、彼は囁く。
ピエロの面:『エミル、思い出してごらん』
ピエロの面:『この世界は理不尽に満ち満ちていて、変貌する前から腐り落ちている』
ピエロの面:『キミはそんな世界で、何故苦しみ続けるんだい?』
双葉エミル:……そう、私たちの世界は既に腐り落ちていて。
双葉エミル:だから……焼いて、灰にして、綺麗にしたいと思ったんだ。

“アタッチメントセオリー”:例によって、【歪んだ囁き】の対決判定の達成値を出します。
“アタッチメントセオリー”:8dx10+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 9[5,6,6,8,8,8,9,9]+4 → 13

GM:交渉判定の難易度は13です。
GM:また、残る情報収集の項目を提示します。

・双葉家の事件の真相について 情報<裏社会><噂話>:10

GM:この一つです。
渡会柊:じゃあ交渉やってみようかな
渡会柊:情報は裏社会持ちの方に任せる
福井亥也:あ、いや、
福井亥也:助力りますよ
渡会柊:流石だ……!
渡会柊:シナリオ三回の大盤振る舞い
福井亥也:10dx+5>=13
DoubleCross : (10R10+5[10]>=13) → 9[1,4,4,4,4,7,7,7,7,9]+5 → 14 → 成功

福井亥也:ほらね!!!
羽角礼:本当に14しかでないw
渡会柊:逆にすごいですね……w
羽角礼:じゃあ、真相について調べますか
羽角礼:3dx+3>=10 情報収集チーム3/3 真相
DoubleCross : (3R10+3[10]>=10) → 8[5,7,8]+3 → 11 → 成功

羽角礼:フィニッシュ
GM:おぉ!
GM:では、情報を開示します。

・双葉家の事件の真相について
ジャーム(=“アタッチメントセオリー”)が起こした火災、と記録には残っているが、これは間違いである。
実際には双葉エミルが起こした能力暴走により家屋が消失する惨事を招いた。
その際火災にて遺体が焼失していたため分からなかったが、蛍田の証言より兄の遺体は残されていなかったということが判明している。
……つまり、逃げ去った兄こそ、“アタッチメントセオリー”なのではないだろうか。
GM:以上の内容を、これまでの情報と照らし合わせ推理しました。
GM:追加の情報収集内容はありません。

GM:・双葉エミルがかつて住んでいたアパート
GM:現在、双葉エミルが住んでいたアパートには、KEEPOUTの黄色テープが張られており、侵入者を形だけ阻んでいる。
GM:しかしキミたちからすれば、そんなものはあってないような障害だろう。
GM:キミたちは当事者で、かつ警察など恐れる立場ではないからだ。
渡会柊:別に普通の人間でも入るだけなら余裕だからね……
渡会柊:フフフ……レッツ不法侵入
渡会柊:「ここ、…………」
ジガ:「これほどの燃えよう。……オーヴァードの仕業というのは確かでしょう」
渡会柊:「お兄さんのことを、言ってなかった……」
渡会柊:「蛍田ちゃんは、一人だけ逃げた、って言ってた……」
モブ顔の支部長:「……とはいえ、これまでの情報収集によると、“アタッチメントセオリー”は炎使いっぽくは無いんだよねぇ」
渡会柊:「!?」
ジガ:「支部長」
モブ顔の支部長:「ん、現場検証したいんでしょう?ほら、一応ね、形式だけでも大人の同行者が必要なの」
モブ顔の支部長:「というわけで、コレ」焼け焦げた扉を、事前に渡されていたカギを使って開ける。
渡会柊:「そ、そう…………ありがとう、ございます?」
渡会柊:ではおっかなびっくり入っていきます
渡会柊:まあ……ぶっちゃけ、遺品とか……探すよね……
渡会柊:蛍田さんが言った場所を探す。
GM:エミル家の住宅の状況ですが
GM:あんまりきれいではないです。生活レベルは劣悪とは言えないまでも、あまり良くなかった事が想像されます。
GM:大体燃えカスで真っ黒な状況ですが、それくらいはなんとなく察することが出来るでしょう。
GM:そして、既に焼け落ちた襖の向こうには、白線でなぞられた、人の形が二つ。
ジガ:「やや、雑然としておりますな」
渡会柊:「……二人分……」傍にしゃがみ込む。見慣れているのだ。
GM:勿論、既に亡骸そのものはありません。そこにあった、という痕跡だけですね。
渡会柊:殺人現場にあるあれですね!
GM:そうです!
モブ顔の支部長:「……うぇっぷ。焦げ臭いねえ……渡会くん、大丈夫?」
渡会柊:「……人の気配が、ないから……」
ジガ:「その性質、直した方が良いかと思われますよ」
モブ顔の支部長:「……うーん、正直ボクは苦手だねぇ。早く済ませちゃおう」
モブ顔の支部長:「ほら、何か探すなら今だよ?」
渡会柊:「探す、より……出来るか、どうかが、大切だから……」
渡会柊:何か、写真立てとかはありますか?
GM:うーん、そういったものは無いですね。
渡会柊:では、火元がどのあたりから来たのか、とかを調べます
ジガ:「火元を探りましょう」
GM:あ、それは分かりやすいです。人型の白線のすぐ近く。
GM:その辺りが一番激しく焼け焦げています。ここは火元でしょう。
GM:そしてそこは、蛍田さんが血に塗れた双葉エミルさんを発見した場所でもあります。
ジガ:「もしも『アタッチメントセオリー』の仕業ならば、外部に近いはず」
渡会柊:「……ここ……」一番黒い場所を指差す
ジガ:「死者……両親のすぐ隣」
ジガ:「兄か、それとも……」
渡会柊:「支部長。双葉さんのシンドロームって……」
モブ顔の支部長:「……サラマンダー、だね」
モブ顔の支部長:「やっぱり……そういうこと、なんだろうねぇ」頭をかく。
渡会柊:ではその辺りのことを把握してから、一度外へと出ましょうか
モブ顔の支部長:「……外に出ようか。ここはあんまり空気が良くないし」
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:では、外に出た渡会さんと支部長。
GM:支部長は少し煙草を吸ってくるよ、と言って席を外しました。
羽角礼:じゃあ、支部長が居なくなったところで出てきますよ
羽角礼:「さて、現場を見た感想はどうだったかな。渡会君」
渡会柊:「! えっと……羽、角さん?」
渡会柊:「双葉さんの、…………力」
渡会柊:「それが、……火元……」
羽角礼:「そうだ、それが正解だ」
ジガ:「だが、彼女自身はそれに気付いているのか?」
ジガ:「だとすれば……「アタッチメントセオリー」とは誰なのか」
ジガ:「主は、それが気になっているようです」
ジガ:「貴殿は既に御存じのようだ」
羽角礼:「能力暴走による火災、暴走した際の記憶など人それぞれだ。そのことについては私が知ることなど無いよ」
羽角礼:「確かめたければキミが聞けば良い」
渡会柊:「……聞く……」
羽角礼:「世話役なのだろう?彼女の痛みを背負う覚悟があるのなら聞いてもいいが、そうでないのならよした方がいい」
羽角礼:「勿論、支部長殿に任せることも出来る。私はどれを選べとはいわんよ」
渡会柊:「どうすれば……」
渡会柊:「……ううん。でも、それは……」
渡会柊:「やるなら、私の、役目……だよね」
羽角礼:「キミがそう選ぶのならそれでいい。しかし、どのような事になろうと後悔だけはしてはならないよ」
渡会柊:「はい。……あ、ありがとう……」
渡会柊:「ありがとう」
羽角礼:「なに、礼を言われるほど特別な事は言っていない」
羽角礼:「だが、感謝の言葉は素直に受け取っておくよ」
羽角礼:「後は……“アタッチメントセオリー”についてだったな」
ジガ:「当たりはついているようだな」
羽角礼:「それに関しては蛍田君の証言の通りだ。……遺体として残っていない人物がそれだ」
ジガ:「彼女の……」
羽角礼:「逃げ去った双葉君の兄、それが“アタッチメントセオリー”の最有力候補だ」
羽角礼:「これもキミの自由にするといい。彼女に伝えるも、伝えないも、任せるのも」
ジガ:「共に覚醒し、片やオーヴァード、片やジャームに」
ジガ:「または、エミル嬢が先だったのか」
渡会柊:「でも……まだ」
渡会柊:「選ぶのは、分かって、から」
ジガ:「……アタッチメントセオリーの目的、居場所。そしてエミル嬢の現状」
ジガ:「そちらの問題を解決するには、貴殿の力が必要です」
渡会柊:「おねがいします」
羽角礼:「……私の目的は」
羽角礼:「平和に暮らしている誰かの“日常”を守ることだ」
羽角礼:「キミらに頼まれるまでもない話だ、こんなものは」
渡会柊:「それでも、です」
ジガ:「見習いたいものです。我々はまだ、自らのことで手一杯ですからな」
渡会柊:「…………うん……」
渡会柊:ちょっと凹む。
羽角礼:「キミ達に関して私が言えることは一つだよ」
羽角礼:「少し甘やかし過ぎではないかな、ジガは。もう少し彼女を信じてもいいのではないのかな」
羽角礼:とだけ言って去る感じで
ジガ:「フゥーム。それはまた、一考の余地ありですな」
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:シーンを終了します。
GM:購入とロイス取得が可能です。
羽角礼:3dx+4>=8 応急手当キット
DoubleCross : (3R10+4[10]>=8) → 9[4,9,9]+4 → 13 → 成功

福井亥也:応急手当を。
福井亥也:1dx+4>=8
DoubleCross : (1R10+4[10]>=8) → 8[8]+4 → 12 → 成功

羽角礼:渡会ちゃんにはもうロイス取ってるからいいか、以上で
渡会柊:羽角さんに憧れ:○/隔意 で
渡会柊:ブルーゲイルー
渡会柊:2d10
DoubleCross : (2D10) → 3[2,1] → 3

渡会柊:この子何も出来ねえな
GM:では、シーン終了!

ミドルフェイズ5:トリガーシーン

GM:続いて、ミドルフェイズ5です。
GM:情報収集が終了したため、イベントが進みます。
GM:全員登場をお願いします。
福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+3(1D10->3) (侵蝕率:55->58)
蛍田佳耶子:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 6[6]+67 → 73

渡会柊:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 8[8]+57 → 65

羽角礼:羽角礼の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:65->71)

双葉エミル:―――囁くピエロの声が聞こえる。貴方は、もしかして。
ピエロの面:『こんにちは、エミル』
双葉エミル:それはまるで、○の声。思えばその声は、私への○○に満ちていて。
双葉エミル:分かってしまえば、単純なからくり。なんて底意地の悪い世界。
ピエロの面:『そう、ボクだよエミル。キミは理解したようだね』
ピエロの面:『キミが気に病む必要なんてないんだ。キミは悪くない、キミは悪くない、キミは悪くない、キミは悪くない、キミは悪くない、キミは悪くない、キミは悪くない』
ピエロの面:『だから、苦しむ必要も、我慢する必要も、ない』
双葉エミル:……諦めて。
ピエロの面:『諦めてしまえばいい』
双葉エミル:そう。燃やして
ピエロの面:『燃やして』
双葉エミル:灰にして
ピエロの面:『灰にして』
双葉エミル:綺麗に
ピエロの面:『綺麗に』
双葉エミル:すればいい――――

GM:・セーフハウス 前
GM:キミたちは、一旦情報を共有するため、セーフハウスに集まることにした。
GM:しかし……キミたちがセーフハウスに辿りつくと、そこには異変が発生していた。
GM:……セーフハウスが、燃えている。
福井亥也:「……ちっ!」中に飛び込もう。
蛍田佳耶子:"――"
蛍田佳耶子:"――誰が燃やしたのかな?"助けに向かう。
羽角礼:「さて、間に合うかな」 ずかずかと中に入っていく
GM:では、福井さんが飛び込んだ先、見慣れたリビングには
GM:虚ろな目をし、身体から炎を滴り落とす、少女の姿が。
双葉エミル:「……こんにちは」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃん。燃やしたいの?"
蛍田佳耶子:"――助けるよ!"
福井亥也:「おいおい。凍らせなくていいのかい」
双葉エミル:「やっと、分かった」
双葉エミル:「あのピエロは、兄さん、私の兄さん、私の最後の家族」
双葉エミル:「一度殺してしまった兄さんが生きてた……まだ私は、生きてる意味が、あった」
福井亥也:「それがどうしてこうなる」
双葉エミル:「……ねえ、貴方たちは、私の兄さんを殺すんでしょう?」
福井亥也:「……」
蛍田佳耶子:"――突撃して倒すよ!"
蛍田佳耶子:"――それはいや?"
双葉エミル:「うん、いや。もう、兄さんは殺させないよ」
双葉エミル:「私が殺しちゃった。だから、私が死んでも、兄さんだけは。私が、守る」
蛍田佳耶子:"――ねえ、聞いて。"
双葉エミル:「……なに?」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんのお兄さん、エミルちゃんに諦めてって言ってたんだよね。"
蛍田佳耶子:"――それがなんだったのか、知りたいの。お兄さんなら分かるかもしれないよ。"
渡会柊:「けほっ、けほっ……」
渡会柊:咳き込みながら追い付いてくる。
双葉エミル:「……うん。やっと、何を諦めるのか、分かった気がする」
双葉エミル:「諦めるのはきっと……“好きになること”」
双葉エミル:そこまで言い、彼女は手に持っていたカッターナイフで、己の手首をざくり、と切り込みます。
蛍田佳耶子:"――"
蛍田佳耶子:"――もう誰かを好きになりたくない?"
渡会柊:「……双葉、さん……」
渡会柊:「嫌だよ……嫌」
双葉エミル:ジェネシフト。
双葉エミル:80+4d10
DoubleCross : (80+4D10) → 80+17[2,10,4,1] → 97

双葉エミル:100%には足りませんが……この行為を経て、彼女の中のもうひとつの人格
双葉エミル:Dロイス:戦闘用人格 が覚醒します。
双葉エミル:滴る血は地面に落ちると、燃え上がり―――灼熱の炎へ姿を変える!
双葉エミル:ジェネシフトの刹那。渡会さんと、目が合う。
双葉エミル:―――ありがとう、ごめんね。
渡会柊:「――――」
双葉エミル:しかしその目の色は、狂笑によってかき消される。
双葉エミル:「あは、あはは、あははははははははは!!!!」
双葉エミル:「お父さんもお母さんも、私を愛してくれなかった!!悪いのは私、いつだって悪いのは私!!可愛くなくてごめんなさい!!醜くてごめんなさい!!私なんかが娘でごめんなさい!!!」
双葉エミル:「腐っているのは私、燃えるべきは私、灰になって綺麗になるべきは私!!」
双葉エミル:「あははははは――――!!!」
渡会柊:「…………!」息を呑む
蛍田佳耶子:"――好きになりたくないのね。"
蛍田佳耶子:"――自分を。" それだけ言って、戦闘の構え。
渡会柊:「あきらめ、ない……」
羽角礼:「さて福井君、どちらで行く?UGNエージェントとしての指示を聞こう」 殺すか止めるかだ
福井亥也:「今、子猫ちゃんが言ったろ」
渡会柊:「あな、あなたの、私は、……ジガ」
ジガ:「御身の思うままに」
福井亥也:「あきらめない、ってね」
羽角礼:「成る程な、ちょうど私もそういう“気分”になっている」
ジガ:「主はこう言いたいのだ」
渡会柊:「あなたの、分まで、……わたしは、あなたを、あきらめない」
ジガ:「――なればこそ、小生は死してなお世に残っている」
双葉エミル:「あはははは!皆、燃えれば!灰になれば!こんな苦しい世界、きれいになるんだ!」
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:戦闘開始です。

ミドル戦闘:ラウンド1目


渡会 蛍田 羽角 福井

     |

  ( 10m )

     |

    双葉

GM:まずはセットアップから。
渡会柊:ないよー
福井亥也:なし!
蛍田佳耶子:なし。
双葉エミル:《先陣の火》を使用。
双葉エミル:行動値を+10します。
羽角礼:なし
GM:では、イニシアチブプロセス。何もなければエミルの行動です。
双葉エミル:マイナーアクションで、PTのエンゲージに入ります。
GM:渡会 蛍田 羽角 福井 双葉(全員エンゲージ) 
双葉エミル:そしてメジャーアクション。
双葉エミル:《コンセントレイト:サラマンダー》《災厄の炎》《結合粉砕》。
双葉エミル:対象はエンゲージしている敵全員。100%に達していないため、ダイスがしょぼい……!
双葉エミル:13dx8+2
DoubleCross : (13R10+2[8]) → 10[1,2,2,3,3,5,6,6,7,7,8,8,10]+5[2,4,5]+2 → 17

GM:リアクションをどうぞ!
羽角礼:9dx-3 ドッジ
DoubleCross : (9R10-3[10]) → 8[1,2,4,5,5,5,6,6,8]-3 → 5

福井亥也:ドッジ。
福井亥也:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,2,2,8]+1 → 9

蛍田佳耶子:2dx+1 ドッジ。
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[2,10]+10[10]+2[2]+1 → 23

蛍田佳耶子:やった。
羽角礼:幽霊だからか……
渡会柊:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[3,4,10]+4[4]+1 → 15

福井亥也:カバー要る人います?
羽角礼:いらないかな
渡会柊:X
福井亥也:了解!
GM:では、ダメージを出します。
双葉エミル:21+2d10 装甲無視!
DoubleCross : (21+2D10) → 21+7[2,5] → 28

福井亥也:テメエ……
福井亥也:半端に2点残しやがって……
渡会柊:リザレクト。
羽角礼:9点残るぞ
渡会柊:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+8[8] → 73

双葉エミル:炎に巻かれながら急速接近。垂れ流される血が炎の軌跡を描き、キミたちを焦がす。
双葉エミル:「ははは!!これが、私の父さんも母さんも焼いた炎!!」
双葉エミル:「これが私の腹の中の正体!だから見せたくなかった!!」
渡会柊:「うううう……!」 焦げる。
羽角礼:「残念ながら、その程度の炎では倒れられんよ」
羽角礼:「化け物と言うにはまだ足りん」
福井亥也:「変わりゃあしねえさ。俺達もみんなそんなもんさ」
蛍田佳耶子:命中直前でフッと消える。少し離れた位置に再出現する。
GM:では、次の行動は……渡会さん!
渡会柊:「ジガ。出来る?」
ジガ:「問題ない。御身の霊力はいつになく充実しているよ」
渡会柊:マイナーで《オリジン:レジェンド》
渡会柊:ジガの咥える煙管から、広く煙が放たれる。
渡会柊:炎の煙とは明らかに色が違う。霊的なものだ。
渡会柊:メジャーで《雨粒の矢》!
GM:了解です、命中判定をどうぞ!
渡会柊:4dx+20
DoubleCross : (4R10+20[10]) → 8[2,4,7,8]+20 → 28

渡会柊:あ、対象は、エミルさんと福井さんだ
双葉エミル:《氷盾》を利用してガード!
福井亥也:ガード!
双葉エミル:ダメージをお願いします!
渡会柊:3d10+2
DoubleCross : (3D10+2) → 17[3,4,10]+2 → 19

福井亥也:《リザレクト》。福井亥也の侵蝕率を+6(1d10->6) (侵蝕率:58->64)
GM:氷盾のレベルは3。15点弾き、4点ダメージ。
渡会柊:煙から無数に分化した黒猫の霊が、敵に襲い掛かる
渡会柊:悲しい物語だぜ……
双葉エミル:炎の壁が、黒猫の霊を阻む。届いた爪は軽く表面を切り裂いたのみだ。
渡会柊:じゃあ弾かれた勢いあまって福井さんを切り裂く
ジガ:「うむ? ……少し勢い余ったようだ、申し訳ない」
渡会柊:「ジガなに!? ご、ごめんなさっ……!」
福井亥也:「いんや?問題ねえさ」
双葉エミル:「あははは!あはは!燃える燃える!皆燃える……!!」
福井亥也:「これで少しは血が滾る」滴る血が煙を上げる。
双葉エミル:「福井さん、あなたも、燃えるのね……まっさらに灰にして、きれいにする力。あはは」
福井亥也:「綺麗にゃあなんねえさ。汚いもんだ」
福井亥也:「汚く、泥臭く。気張るだけってね」
GM:そして……次の行動は福井さんです。どうぞ!
福井亥也:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《炎神の怒り》《鮮血の一撃》。
福井亥也:15dx@7
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[2,2,2,3,3,3,5,5,6,6,7,8,9,10,10]+10[2,3,4,6,7]+10[10]+10[9]+2[2] → 42

GM:ヒーっ!
双葉エミル:ガード!《氷盾》!
GM:ダメージをどうぞ!
福井亥也:5d10+10 ガード、装甲有効
DoubleCross : (5D10+10) → 20[1,3,10,2,4]+10 → 30

双葉エミル:同じく15点軽減。15点ダメージが通ります。
福井亥也:滴る血が燃える。馬鹿力で締め上げる。
福井亥也:「しかしこいつは……才能の差を感じるね」
双葉エミル:「つっ……くっ、あっ……!」
福井亥也:「まともに入ってる気がしねえ。子猫ちゃんたちはやれるかい?」
双葉エミル:「あはは……まだ、死なない……!わたしが……兄さんを、守るから……!」
福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+9 (侵蝕率:64->73)
福井亥也:福井亥也のHPを-5 (HP:6->1)
GM:次は……蛍田さんの行動ですね。どうぞ!
GM:あ、違うか
GM:蛍田さんか羽角さんのどちらか、ですね。
羽角礼:「今はまだ本調子ではないが……あの守りは抜ける」
羽角礼:とりあえず私からいこうかな。
蛍田佳耶子:お願いします。
羽角礼:別にジェネシフトして次のラウンドフルパしてもいいけど。まぁ、無駄撃ちになるかもしれんがダメ押しのためにしておくか
羽角礼:マイナーでジェネシフト
羽角礼:71+2d10
DoubleCross : (71+2D10) → 71+16[6,10] → 87

羽角礼:おお、こわいこわい
羽角礼:メジャー:《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》で殴る
GM:了解です。判定をどうぞ!
羽角礼:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,3,4,5,5,6,8,8,9,10]+10[2,6,8,9]+10[2,10]+10[9]+6[6]+1 → 47

蛍田佳耶子:強い!
双葉エミル:《氷盾》でガード!
羽角礼:5d10+14+3 諸々有効
DoubleCross : (5D10+14+3) → 27[6,5,5,2,9]+14+3 → 44

羽角礼:鋼線を拳に巻きつけてボディブローする!
渡会柊:強い
羽角礼:87→91
GM:げえっ!このダメージは……
渡会柊:「ひぃっ」
双葉エミル:「……おごっ」
双葉エミル:がくり、と膝をつきます。
羽角礼:「少々痛いが我慢しろよ」
双葉エミル:「っ……う、う……私……兄さんを…まも、まも……」
双葉エミル:……しかし、立ち上がることが出来ない。
GM:ミドル戦闘、終了です。
GM:なお、彼女の最終侵食値は115でした。
羽角礼:可能なら手刀で意識を刈り取りますが……
GM:はい、可能とします。
羽角礼:では刈り取ります。
羽角礼:侵蝕値管理してるだろうなとは思ってたよ……!
蛍田佳耶子:ヤベェー、思いもよらなかった!
双葉エミル:「……あっ、わた」 手刀が首に落ち、意識が途切れます。
渡会柊:二回攻撃させない方が良いだろうなとは思ったんだ……
渡会柊:慌てて支えに向かう
渡会柊:「双葉ちゃん!」 支えようとして一緒に倒れる。
GM:未だ、セーフハウスは燃え続けている。
GM:キミたちは今すぐにでも、セーフハウスより脱出した方がいいだろう。
福井亥也:「ったく。うかうかしてらんねえか」2人を抱え上げよう。
ジガ:「お任せ致します。では、道を開きましょう」
羽角礼:「そうだな、急ごう」
蛍田佳耶子:"――こっちだよ!" 微弱なポルターガイストで炎をどける。
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:ミドルフェイズ終了。
GM:購入はなし。ロイス取得が可能です。
福井亥也:応急手当は使えます?
GM:あ、使えるとします!
福井亥也:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+13[5,8] → 14

羽角礼:福井さんに応急手当渡しても微妙なので私が使おうかな
羽角礼:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 5[1,4]+9 → 14

羽角礼:なめてんのか
羽角礼:-/双葉エミル/尽力:○/憐憫/ロイス これで取っておこうかな
福井亥也:-保護対象/双葉エミル/庇護:○/悔悟/ロイス で取得。
蛍田佳耶子:誰か/エミルちゃんの兄/好奇心:○/不安/ロイス
渡会柊:ロイスなし
GM:では、シーンを切ります!

クライマックスフェイズ:炎上狂笑スクリーニングテスト

GM:クライマックスフェイズです。
GM:全員登場。
羽角礼:羽角礼の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:91->97)
渡会柊:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 7[7]+78 → 85

福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+6(1D10->6) (侵蝕率:73->79)
渡会柊:良い出目だ
蛍田佳耶子:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 4[4]+73 → 77


GM:・セーフハウス 入口
GM:キミたちが燃え上がるセーフハウスから脱出すると……
GM:目の前には、“ソレ”が待ち構えるように立っていた。
GM:泣いていながら笑っているような、ピエロの面を被った姿。
GM:双葉エミルの兄……“アタッチメントセオリー”である。
渡会柊:「…………」
渡会柊:「お兄、さん……なんですか」
“アタッチメントセオリー”:「うん、双葉エミルは、ボクの妹だ」
“アタッチメントセオリー”:クルクルと踊りながら、それは答えます。
“アタッチメントセオリー”:「彼女は、狼煙を上げた。この炎は、全てを燃やす浄化の狼煙だよ」
蛍田佳耶子:"――こんにちは。私は幽霊の蛍田佳耶子。"
蛍田佳耶子:"――あなたは悪い人?"
“アタッチメントセオリー”:「うん、どちらかというと悪い人だろうね!ボクはこの腐った世界、一つを除いて全部が嫌いだもの」
渡会柊:「分からない……よ。……だったら、どうして……」
渡会柊:「諦めろ、だなんて言うの……?」
“アタッチメントセオリー”:「どうして、どうしてかな」
“アタッチメントセオリー”:「……彼女を取り返す前に、少しだけお話をしようか」
“アタッチメントセオリー”:「僕達の両親は、有り体に言えば『クズ』だった」
“アタッチメントセオリー”:「満足な食事、暖かいベッド、きちんとした教育は与えられなかった。傷が隠せる程度に繰り返される虐待は殆ど毎日」
“アタッチメントセオリー”:道化はクルクル踊る。その言葉は、まるで耳元で囁くかのようにキミたちの元に届く。
“アタッチメントセオリー”:「でも、その日はとりわけ酷かった。どうせ、ギャンブルでお金でもスッたんだろう」
“アタッチメントセオリー”:「エミルは猛烈に蹴り飛ばされた。身の危険を感じたボクは、彼女をかばえなかった」
“アタッチメントセオリー”:「火のついたタバコを押し付けた父親が、突如火柱に変わったのはその直後」
“アタッチメントセオリー”:「なんでか、って言えば、これが真相さ!ねえキミ、それでもなんでか分からない、って言うかい?」
“アタッチメントセオリー”:「彼女の炎でみんな、みんな燃えた。怖い父親も、いやな母親も、汚い家も、薄汚れた僕も!」
蛍田佳耶子:"――かわいそうに。"
福井亥也:「分からねえな」
福井亥也:「そいつが、世界を燃やすのにつながるなんていうことはよ」
福井亥也:「腐った世界?世界をどれだけ知ってるんだよ、君はさ」
“アタッチメントセオリー”:「この世界は理不尽に満ち満ちていて、変貌する前から腐り落ちている」
“アタッチメントセオリー”:「キミこそその事実から目を背けているだけなんじゃないのかい?色男さん」
福井亥也:「マレーシアのラクサ。食ったことあるか?」
“アタッチメントセオリー”:「ないよ!そんなもの、与えられなかったもの!」
福井亥也:「インドネシアのアヤムリチャリチャは? ギリシアのスーヴラキは?」
福井亥也:「ウルグアイのチヴィート。ナイジェリアのエバ。ドイツのグラッシュ……ハンガリーのパラチンタ」
福井亥也:「そりゃあ、理不尽なんざいくらでもあるさ。いくらでも」
福井亥也:「だけど。この世界には色々な美味いもんや、楽しいことがある」
“アタッチメントセオリー”:「美味しいものも、楽しいことも、もういらないよ。ボクたちには炎さえあればそれでいい!」
福井亥也:「世界のこと、まだまだ知らねえだろうが。知らねえままにしておくなよ」
福井亥也:「知らないままに決め付けるな」
“アタッチメントセオリー”:「……ああ、エミル。僕の可愛いエミル。ごめんよエミル!」
“アタッチメントセオリー”:「ボクだけでは、燃やせないんだ!ボクにはキミが必要なんだ!」
“アタッチメントセオリー”:「だから、キミたちは、邪魔だよ!エミルを返してもらうよ!」
福井亥也:「お前のものじゃねえ」
羽角礼:「フー……」
羽角礼:「私から言えることは一つだよ、お前のために死んでもいいというたった一人の家族を」
羽角礼:「そんなことのために渡すことは出来んな」
羽角礼:「家族は大事にしなければいけない。……まぁ、家族を捨てた私が言う言葉ではないがな」
“アタッチメントセオリー”:「そんなこと?そんなことじゃあないよ!何より大切なことなんだ!」
“アタッチメントセオリー”:「キミたちも見ただろう?彼女の炎に映る狂笑……射精するほど素敵だったろう?」
“アタッチメントセオリー”:「この世界で、一つだけ綺麗なものだ!彼女の笑顔!」
“アタッチメントセオリー”:「だから、ボクは……それを取り戻すんだよ!」
福井亥也:「……いやいや。賭けに勝ったのはあんただ」
福井亥也:「だけどまあ、いま手持ちが少なくてな。三途の渡し賃だけで勘弁してもらうぜ」
“アタッチメントセオリー”:「そういえば、賭けをしようと言っておきながら、ベットするモノを決めて無かったね」
“アタッチメントセオリー”:「でも、いいんだ。ボクはもう、エミルしかいらないもの」
“アタッチメントセオリー”:ぱちん、と指を鳴らす。
“アタッチメントセオリー”:周囲に、取り囲むように焼け焦げた人型のナニカが集まってくる。
“アタッチメントセオリー”:「さあ……返してもらおうか、僕の愛しの裏切り者(ダブルクロス)を」
GM:“アタッチメントセオリー”から発される、おぞましい妄念のワーディング!!
GM:衝動判定!難易度は9!
蛍田佳耶子:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[2,5,10]+1[1]+1 → 12

羽角礼:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[6,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

羽角礼:97+2d10
福井亥也:組織の助力を使用して振ります。
福井亥也:11dx+5>=9
DoubleCross : (11R10+5[10]>=9) → 10[1,1,3,3,3,4,5,7,7,8,10]+10[10]+8[8]+5 → 33 → 成功

福井亥也:なんで!今!回る!
羽角礼:14じゃないよ福井さん!
渡会柊:douiukotodattebayo
福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+15(2d10->5,10) (侵蝕率:79->94)
蛍田佳耶子:77+2d10
DoubleCross : (77+2D10) → 77+3[1,2] → 80

渡会柊:2d10+85
DoubleCross : (2D10+85) → 5[3,2]+85 → 90

渡会柊:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[4,8,9,9,9]+1 → 10

羽角礼:97+2d10
DoubleCross : (97+2D10) → 97+9[4,5] → 106

GM:では、クライマックス戦闘を開始します!

クライマックス:1ラウンド目

羽角礼:あ、一応確認するんですけど。ぶっ殺さないと《歪んだ囁き》は解除できない感じですかね。無力化させて冷凍保存したいんですけど。
GM:基本的にぶっ殺さないと解除できないですね。
GM:血の繋がりで色濃く影響が出ている感じですので。
羽角礼:基本的にという言い回しが気になったので再度質問します、戦闘行為以外の判定はこのクライマックスにありますか?
GM:歪んだ囁きの件でしょうか?
羽角礼:そうですね
GM:基本的に、と言ったのは、なんかエフェクトとかアイテムを利用して(無力化保存の)交渉した際に「あ、それならアリかも」と思えたらアリかも、程度の意味です。
GM:特になにも無い場合はアタッチメントセオリーを倒さなければ歪んだ囁きは解除できません。
GM:と、いう回答でいいでしょうか?
羽角礼:それでいいです
羽角礼:よし、これで心置きなくぶっころころできる。
GM:では、改めて。
       渡会  蛍田  羽角  福井

               |

            ( 10m )

               |

焼死体トーループ1  ピエロ  焼死体トーループ2
GM:まずはセットアップから!
渡会柊:なし!
羽角礼:《フルパワーアタック》
羽角礼:106→110
蛍田佳耶子:なし。
福井亥也:なし
“アタッチメントセオリー”:《アクセル》。
“アタッチメントセオリー”:行動値が+10されます。
焼死体ジャームトーループ:なし
焼死体ジャームトーループ2:なし。
GM:では、イニシアチブに移ります。最初の行動は“アタッチメントセオリー”。
“アタッチメントセオリー”:マイナー、移動なし。
“アタッチメントセオリー”:メジャー、《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《領域調整》《要の陣形》
“アタッチメントセオリー”:対象は3体。ダイスで決定します。
“アタッチメントセオリー”:choice[PC1,PC2,PC3,PC4] 選ばれたPC以外を攻撃。
DoubleCross : (CHOICE[PC1,PC2,PC3,PC4]) → PC2

GM:では、福井さん以外を対象にします。
“アタッチメントセオリー”:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,6,7,8,9,9]+6[1,4,5,6]+4 → 20

羽角礼:11dx-3>=20
DoubleCross : (11R10-3[10]>=20) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,5,7,10]+7[7]-3 → 14 → 失敗

渡会柊:浸蝕率が欲しいのでガード。
蛍田佳耶子:3dx+1 ドッジ
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[3,4,7]+1 → 8

羽角礼:カバー下さい
蛍田佳耶子:《領域の盾》。自分が礼ちゃんを守ります。
蛍田佳耶子:80→84
GM:了解です。ダメージを出します。
“アタッチメントセオリー”:41+3d10 装甲無視!
DoubleCross : (41+3D10) → 41+18[9,1,8] → 59

渡会柊:リザレクト!
渡会柊:90+1d10
DoubleCross : (90+1D10) → 90+9[9] → 99

蛍田佳耶子:1d10+84 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+84) → 1[1]+84 → 85

渡会柊:ヒャッホー!
“アタッチメントセオリー”:「ボクは囁くことしかできない哀れなピエロさ」
“アタッチメントセオリー”:「でも、代わりにボクの言葉はリアルを伴ってキミたちに届く」
“アタッチメントセオリー”:「“この世界は、腐っている”」
“アタッチメントセオリー”:ぐにゃりと歪む視界。世界は腐肉に塗れ、地は汚泥に塗りつぶされている。
“アタッチメントセオリー”:絶えず指先から腐り落ち、体からは腐臭が漂う異界……そんな幻覚が、キミたちを精神から蝕みダメージを与える。
ジガ:「穢土……」
渡会柊:「うっ、ぐぅ……」口を抑えて涙ぐむ。
“アタッチメントセオリー”:「これが、ボクの見ている世界」
蛍田佳耶子:――バシュ!
蛍田佳耶子:蛍田佳耶子の像が一瞬で溶けて消える。同時に、羽角礼も幽霊めいて消える。
蛍田佳耶子:一瞬後には、位置が入れ替わっている。原理不明の幽霊めいたキャスリング!
蛍田佳耶子:"――世界は。"
蛍田佳耶子:"――腐ってるのかな?"
“アタッチメントセオリー”:「……ねえ?こんな世界、燃やしたくならないかい?」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんが、そう思ってくれないかもしれないことが。"
蛍田佳耶子:"――不安なのね。"
蛍田佳耶子:"――だって、エミルちゃんが本当に全部燃やしたいと……最初から、世界が腐ってるって、思ってるなら。"
蛍田佳耶子:"――呼びかける必要なんてないから。そうでしょう?"
“アタッチメントセオリー”:「エミルは、エミルだけは分かってくれるはずだよ!ボクは信じてる!」
“アタッチメントセオリー”:「だって、唯一同じ腹から生まれ、境遇を共にした、兄弟だもの!」
渡会柊:「エミルちゃんは……泣いてた」
渡会柊:「燃やしたこと、悔んでた。大切だって……そう、言ったの」
“アタッチメントセオリー”:「その、大切なもの。諦めてしまえば、楽になれるのにね!」
渡会柊:「むりじい、しないで……! ――ジガ」
ジガ:「呼びかける必要などありますまい」
ジガ:「我が力は、主の力なのですから」
GM:では、次の行動は……渡会さんだ!
渡会柊:マイナーで《オリジン:レジェンド》
渡会柊:ジガが咥える煙管が、半透明の長大な刃に変わる。
渡会柊:メジャーで《雨粒の矢》《完全なる世界》!
ジガ:「来やれ、あるべき場所に」
GM:対象は!
渡会柊:アタッチメントセオリーと焼死体1,2!
GM:了解です。判定をどうぞ!
渡会柊:11dx+22
DoubleCross : (11R10+22[10]) → 10[1,1,2,3,4,6,6,9,9,9,10]+1[1]+22 → 33

“アタッチメントセオリー”:ガード!
焼死体ジャームトーループ:《炎陣》で“アタッチメントセオリー”をカバーリング。
焼死体ジャームトーループ2:ガード。
渡会柊:生み出された黒き刃を咥えた猫が、空間から滲み出るように増殖、全体に襲い掛かる!、
GM:ダメージをどうぞ!
渡会柊:4d10+18
DoubleCross : (4D10+18) → 28[5,8,9,6]+18 → 46

GM:思った以上にダメージ伸びたな……!
渡会柊:よい出目だ
GM:焼死体ジャーム1と2が消滅します!
焼死体ジャームトーループ:「ア……アァ…熱……アァ」
ジガ:「生と死は、透けた布切れのようなもの」
ジガ:「いずれ貴殿にも相見える事もありましょう。その時まで、どうぞ安らかに」
焼死体ジャームトーループ:うぞうぞと這い回る黒い人型の群れが、黒猫の刃に襲われ……動きをとめていく。
渡会柊:「ハァッ、ハァッ……」
“アタッチメントセオリー”:「……折角連れてきたのに。酷いことするね?」
“アタッチメントセオリー”:そういいながら、焼死体ジャームの影より踊りながら出てくる。
渡会柊:「その人たちみたいに、エミルちゃんも、つれていく気、なんですか……」
“アタッチメントセオリー”:「こいつらとは違うよ!こいつらは燃やされる側、あの子は燃やす側だもの!」
“アタッチメントセオリー”:「ああやって世界を平らに、きれいにしていくのが、彼女の仕事!」
渡会柊:「同じ……」
渡会柊:「あなたにとって、都合の良い、駒」
福井亥也:「じゃあさ、あんたはどっちだい?」
“アタッチメントセオリー”:「うーん、ボクか。ボクは、汚いから。薄汚いボクは、最後に燃えてしまおうか」
“アタッチメントセオリー”:「そうすれば、世界には綺麗なものしかなくなる。それって、とっても素敵じゃない?」
福井亥也:「燃える最期にゃあ賛成だ。どれ、やってみようかね」
GM:では、次の行動は福井さんです!
福井亥也:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《炎神の怒り》《鮮血の一撃》。
福井亥也:16dx@7
DoubleCross : (16R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,7,8,8,10,10]+6[1,2,4,5,6] → 16

福井亥也:お、おう
渡会柊:妖精!
福井亥也:いただく!
渡会柊:《妖精の手》します! 
福井亥也:1dx@7+20
DoubleCross : (1R10+20[7]) → 10[10]+4[4]+20 → 34

GM:ぐっ、16のままならワンチャンあったのに!
“アタッチメントセオリー”:ドッジ!
“アタッチメントセオリー”:3dx10+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[1,5,9]+2 → 11

“アタッチメントセオリー”:……っ!受けます!ダメージをどうぞ!
福井亥也:4d10+10 もろもろ有効
DoubleCross : (4D10+10) → 33[8,7,10,8]+10 → 43

“アタッチメントセオリー”:装甲値は8だ。35点ダメージ!
福井亥也:足元に絡みつくワイヤー。燃え上がる炎が身体を這い上がる。
ジガ:煙管からの煙が炎の勢いを強める。
福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+9 (侵蝕率:94->103)
福井亥也:福井亥也のHPを-5 (HP:14->9)
“アタッチメントセオリー”:「ははは!キミもそうか!燃やす者なんだね!」
“アタッチメントセオリー”:「ああ、燃える燃える燃える!!」
福井亥也:「燃えがらみたいなもんだがね。不始末のせいで、ずっと燻ってるだけのさ」
“アタッチメントセオリー”:「でも、ダメだよ!」
“アタッチメントセオリー”:「エミルの炎は、もっと美しいもの!キミのでは、ダメだ!」
GM:次は、蛍田さんの手番です。
GM:行動をお願いします!
蛍田佳耶子:当然待機です
蛍田佳耶子:それが流儀
GM:では、羽角さんの行動ですね。
羽角礼:「フー……」
羽角礼:マイナーなし、メジャー《セレリティ》
羽角礼:二回行動が発生
羽角礼:「もう黙れ、見るに耐えんよ」
羽角礼:《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》
羽角礼:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,1,5,5,6,6,6,7,8,8,10]+10[1,7,9,10]+6[6,6,6]+1 → 27

GM:27か……これならワンチャンあるな!
“アタッチメントセオリー”:ドッジします!
“アタッチメントセオリー”:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[1,4,4,9]+2 → 11

“アタッチメントセオリー”:《妖精の手!》
“アタッチメントセオリー”:12+1dx10
“アタッチメントセオリー”:1dx10+12
DoubleCross : (1R10+12[10]) → 3[3]+12 → 15

“アタッチメントセオリー”:《妖精の輪》!
“アタッチメントセオリー”:22+1dx10
“アタッチメントセオリー”:1dx10+22
DoubleCross : (1R10+22[10]) → 7[7]+22 → 29

GM:回避成功です!
羽角礼:じゃあロイス切ります
GM:……!
GM:どうぞ!
羽角礼:渡会さんのロイスを昇華して達成値上昇
羽角礼:27+1d10
DoubleCross : (27+1D10) → 27+8[8] → 35

GM:これ以上打つ手は無い……!ダメージをお願いします!
羽角礼:「無駄なあがきはよせ」
羽角礼:4d10+49 諸々有効
DoubleCross : (4D10+49) → 5[1,2,1,1]+49 → 54

羽角礼:うーん、ひどい
“アタッチメントセオリー”:8点軽減、48ダメージ!
“アタッチメントセオリー”:「キミの攻撃は“当たらない” “当たらない”   “当たら”…… !?」
羽角礼:まぁ二回目
羽角礼:ワイヤーでアタッチメントセオリーの体を絡めとりそのまま壁に叩きつける
羽角礼:「当たっているぞ、現実を見ろ」
“アタッチメントセオリー”:「おごっ……ふっ」
羽角礼:《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》
羽角礼:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[2,2,2,3,5,5,6,7,8,10,10]+10[3,4,5,9]+10[8]+3[3]+1 → 34

“アタッチメントセオリー”:「当たらない……はずなのに?」
GM:それは避けれない気がする……!
GM:とりあえずドッジします!
“アタッチメントセオリー”:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 6[1,2,3,6]+2 → 8

GM:妖精はなし!ダメージをどうぞ。
羽角礼:4d10+49 諸々有効
DoubleCross : (4D10+49) → 24[3,10,8,3]+49 → 73

“アタッチメントセオリー”:《復讐の領域》を使用!
“アタッチメントセオリー”:同じ点数のダメージを受けて下さい!
羽角礼:アタッチメントセオリーのロイスを昇華して復活
GM:そして、そのダメージは……沈む!
羽角礼:セレリティでHP失う18→10
> 羽角礼:110→115→119→123
羽角礼:そのまま壁にぶつけた次に地面に叩きつける
羽角礼: グ シ ャ ッ !
“アタッチメントセオリー”:「あ、が、ぎぎぎぎぎ……!!」ごしゃあっ!
“アタッチメントセオリー”:「痛い、痛いなあ……!!」
“アタッチメントセオリー”:「でも、キミのその右手……ほら、“触れた所から、腐っていく”」
羽角礼:「ほう、これがお前の痛みか」 右手を見つつ
“アタッチメントセオリー”:「違う、これは僕の痛みじゃない。世界がそうなのさ」
“アタッチメントセオリー”:「世界が!腐ってるのが……いけないんだよ!だから、燃やすんだ!」
“アタッチメントセオリー”:オートエフェクト、《アクアウィターエ》を使用。
“アタッチメントセオリー”:死亡状態から蘇生します。
羽角礼:「どちらでも構わんよ、どちらにせよ私を殺すには足りん」
羽角礼:「この程度で絶望などしてられんよ」 そのまま立つ
“アタッチメントセオリー”:「だから、“ボクはまだ、立ち上がる”!」
GM:では、待機していた蛍田さんの手番です!
蛍田佳耶子:"――私のことを、覚えてる?"
蛍田佳耶子:"――火事のとき。エミルちゃんを助けた時のこと。"
“アタッチメントセオリー”:「……覚えてるよ、幽霊の子!」
“アタッチメントセオリー”:「あのときはありがとう。あのときは勢いあまってエミルを殺してしまったけれど、キミのお陰で助かった」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんを、助けてあげようって、思えなかった?"
蛍田佳耶子:"――自分が助けてあげようって。"
“アタッチメントセオリー”:「……」
蛍田佳耶子:"――私が来たのは今更だったかもしれないし、もっと早く助けてあげたかったな。"
蛍田佳耶子:"――本当に。"俯いていて、表情は見えない。
“アタッチメントセオリー”:「…………」
蛍田佳耶子:"――ねえ、自分が助けられなかったことって、本当に……苦しいことみたいなんだ。"
“アタッチメントセオリー”:「………………そんな同情は今更いらない。それこそ汚いものだ、唾棄すべき汚泥だよ」
“アタッチメントセオリー”:「ボクたち兄弟は、あそこで燃えるべきだった。でもエミルは助かって、ボクは逃げてしまった」
蛍田佳耶子:"――ね?自分のこと、悪者だって言ったよね。"
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんの笑った顔、火事の時にしか見てないの?"
蛍田佳耶子:"――助けられなかったから、自分を悪者だって思ってるんだ。" アタッチメントセオリーに近づく。
蛍田佳耶子:"――火事の前からずっと。"
“アタッチメントセオリー”:「違う、違う違う!」
“アタッチメントセオリー”:「エミルが最後に笑ったのがいつかなんて!キミには関係ないだろう!」
“アタッチメントセオリー”:振り払う。必死に。もう既に、堕ちてしまった筈なのに。
蛍田佳耶子:"――だから、ピエロなんだ。笑わせたいけど、方法がわからないからそうなんだ。"
蛍田佳耶子:《オリジン:レジェンド》。
蛍田佳耶子:《さらなる力》。礼ちゃんを動かします。
蛍田佳耶子:「能力訓練:【精神】」。技能4+訓練1+メイド服3+レジェンド10。
蛍田佳耶子:4dx+18
DoubleCross : (4R10+18[10]) → 10[3,4,5,10]+4[4]+18 → 32

蛍田佳耶子:羽角礼が早くなったのではなく、
蛍田佳耶子:単に、アタッチメントセオリーが長く蛍田と話しすぎただけだった。悪霊は金縛りをするものなのだ。
蛍田佳耶子:85→92
“アタッチメントセオリー”:悪霊の言葉にかどわかされ、隙をさらしている。
“アタッチメントセオリー”:頭を抱え、必死に叫ぶ。この隙を見逃す始末屋ではないだろう。
GM:そして……再び、羽角さんの行動です!
羽角礼:マイナー:なし メジャー:《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》
羽角礼:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,7,9,10,10]+10[3,5,8,8]+10[3,8]+10[8]+2[2]+1 → 43

GM:回るー!
“アタッチメントセオリー”:ドッジ!
“アタッチメントセオリー”:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 7[1,3,5,7]+2 → 9

GM:……ダメだ!ダメージをどうぞ!
羽角礼:5d10+49 諸々有効
DoubleCross : (5D10+49) → 19[1,2,5,1,10]+49 → 68

羽角礼:では、いつの間にかワイヤーで絡めとっている。
“アタッチメントセオリー”:「……あ  ?」
羽角礼:「道化として振る舞う事をやめたな」
“アタッチメントセオリー”:「……違   う  。 ボクは道化 エミルを笑わせる ための」
羽角礼:「いや、お前はただの」
羽角礼:「哀れな人間だ」
渡会柊:「……どうして」
渡会柊:「燃えるべきだなんて……生きてたのに」
羽角礼:そのままワイヤーを引き絞ってズタズタに引き裂きます。
渡会柊:「触れ合えれば……エミルちゃんだって……」
GM:アクアウィターエで回復したのは40。勿論沈む……!
“アタッチメントセオリー”:《蘇生復活》。
羽角礼:123→127
“アタッチメントセオリー”:ズタズタに引き裂かれながらも、まだ妄念のみで立つ……HP1にて復活。
“アタッチメントセオリー”:「人間……だと」
羽角礼:[]
羽角礼:「そうだ、ただのな」
“アタッチメントセオリー”:「違う……ボクたちは、炎だ!汚いものを綺麗にする、炎なんだ!」
“アタッチメントセオリー”:「“炎、なんだ”!!」
“アタッチメントセオリー”:リアルを伴う幻覚。まるで炎がついたかのような視界。踊るピエロ。
GM:クリンナッププロセス!
“アタッチメントセオリー”:なしです。
羽角礼:なし
渡会柊:なし
蛍田佳耶子:なし
福井亥也:ないよ!

クライマックス:2ラウンド目

GM:では、セットアップ!
福井亥也:ない!
羽角礼:フルパは使わなくていいや、なしで
蛍田佳耶子:なし!
渡会柊:なしい
“アタッチメントセオリー”:《アクセル》!行動値+10です。
GM:では、イニシアチブに移ります。
GM:初手は……“アタッチメントセオリー”。
“アタッチメントセオリー”:マイナー、なし。
“アタッチメントセオリー”:メジャー、《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《領域調整》《要の陣形》
“アタッチメントセオリー”:対象は今回も、ランダムに選びます。
“アタッチメントセオリー”:choice[PC1,PC2,PC3,PC4] 選ばれたPC以外を攻撃
DoubleCross : (CHOICE[PC1,PC2,PC3,PC4]) → PC3

GM:PC3、蛍田さん以外を対象にします。
蛍田佳耶子:むむむ
“アタッチメントセオリー”:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,5,6,6,8,8,8,9,10]+10[1,3,5,8,10]+10[5,8]+10[7]+10[10]+10[8]+4[4]+4 → 68

福井亥也:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,7,8,8,9,10,10]+1[1,1] → 11

渡会柊:ドッジ。
羽角礼:11dx-3 ドッジ
DoubleCross : (11R10-3[10]) → 10[1,4,5,6,8,8,8,8,8,8,10]+7[7]-3 → 14

渡会柊:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,3,5,9,10]+8[8]+1 → 19

羽角礼:カバー下さい
蛍田佳耶子:礼ちゃんをカバー。《領域の盾》。
福井亥也:《炎陣》。渡会さんをカバー。
蛍田佳耶子:92→97
福井亥也:103→105
GM:了解です。ダメージを出します。
“アタッチメントセオリー”:7d10+41
DoubleCross : (7D10+41) → 39[9,3,5,3,7,5,7]+41 → 80

“アタッチメントセオリー”:装甲無視!
蛍田佳耶子:1d10+97 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+97) → 4[4]+97 → 101

福井亥也:152点は勿論耐えられぬ。アタッチメントセオリーのロイスを昇華復活。
“アタッチメントセオリー”:「“燃えろ”!“燃えろ”!!全部灰になって、綺麗になってしまえ!!」
“アタッチメントセオリー”:炎の幻覚。腐肉を纏った世界が燃え上がる幻覚。その幻覚は視界より入り込み、プラセボ効果を伴い肉を焼く。
“アタッチメントセオリー”:真に迫った幻覚は、人体を破壊して余りあるのだ。
蛍田佳耶子:"――うああっ。" 再びちぎれて消える。
福井亥也:かばうように仁王立ち。身体はちぎれていくがそのまま立ち続ける。
渡会柊:「あっ……!」 びっくりする
渡会柊:「あ、あり……がとうござ……」
福井亥也:「世界はそう簡単に燃えやしないっての。大丈夫かい、子猫ちゃん」
“アタッチメントセオリー”:「燃えろ。燃えろ。全部灰になれ……!」
渡会柊:「あ、だ、だい……だいだい!です」
渡会柊:-協力者/福井亥也/尊敬:○/劣等感/ロイス とっとこう
福井亥也:「そいつは何よりだ」
GM:では、その庇われた渡会さんの手番です。
渡会柊:では、マイナーはなし
渡会柊:メジャーで《雨粒の矢》《完全なる世界》。ターゲットはアタッチ兄さん。
渡会柊:「……あの」
渡会柊:「エミルちゃんの、お兄さん」
“アタッチメントセオリー”:「なんだ!」
渡会柊:「名前を」
渡会柊:「……教えてください」
“アタッチメントセオリー”:「“アタッチメントセオリー”」
“アタッチメントセオリー”:「それが、ボクの名だ」
渡会柊:首を振る。「……わたしの名前は、わたらい、しゅうです」
渡会柊:「お兄さんと呼んで、応えてくれるのに。……駄目なんですか」
“アタッチメントセオリー”:「もうボクには、他の名なんて無いし、いらない」
渡会柊:「……分かりました」
渡会柊:「あきらめません。……また『後』で、聞きます」
渡会柊:11dx+22
DoubleCross : (11R10+22[10]) → 10[1,2,2,4,5,6,7,7,8,8,10]+3[3]+22 → 35

渡会柊:妖精の手!
渡会柊:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+1[1] → 43

渡会柊:ちょっとだけだった……
“アタッチメントセオリー”:残るHPは1……避けるしかない!
“アタッチメントセオリー”:ドッジ!
“アタッチメントセオリー”:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[3,4,5,10]+8[8]+2 → 20

“アタッチメントセオリー”:こちらも《妖精の手》!
“アタッチメントセオリー”:1dx10+22
DoubleCross : (1R10+22[10]) → 9[9]+22 → 31

“アタッチメントセオリー”:もう一発、《妖精の輪》!
“アタッチメントセオリー”:1dx10+32
DoubleCross : (1R10+32[10]) → 10[10]+10[10]+3[3]+32 → 55

渡会柊:なんだとぅー!
GM:回避成功……!!
“アタッチメントセオリー”:「キミの攻撃は“当たらない”よ……!」
ジガ:「……この方、既に身体が」
ジガ:「崩れかけている……!」
“アタッチメントセオリー”:「キミの手では、死なない……死ねない!まだ、まだだ!まだ踊れる!」
“アタッチメントセオリー”:ぼろぼろと自壊するする身体で、踊り続ける。
渡会柊:「そんな風に思えるなら……」
渡会柊:「どうして、、諦めろ、なんて……!」
“アタッチメントセオリー”:「辛いんだよ、苦しいんだよ、醜いんだよ、汚いんだよ、悲しいんだよ、煩わしいんだよ、痛いんだよ」
“アタッチメントセオリー”:「だから、諦めるんだ!」
ジガ:「ならば」
ジガ:「我々が諦めることはないと、そう思いなさいませ」
GM:……福井さんの手番です。
福井亥也:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《炎神の怒り》《鮮血の一撃》。
福井亥也:19dx@7
DoubleCross : (19R10[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,5,5,5,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,1,3,3,4,8,10]+10[4,9]+1[1] → 31

渡会柊:妖精!
福井亥也:1dx@7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 3[3]+40 → 43

“アタッチメントセオリー”:ドッジ。
“アタッチメントセオリー”:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[4,6,8,10]+1[1]+2 → 13

“アタッチメントセオリー”:こちらには妖精の手はもうない!
GM:命中。ダメージをどうぞ。
福井亥也:「キミの手では死なないっつったな、君は」
福井亥也:5d10+12 もろもろ有効
DoubleCross : (5D10+12) → 22[9,4,1,4,4]+12 → 34

GM:装甲は8、蘇生復活で回復したHPは1。
GM:蘇生エフェクトは、もうありません。
福井亥也:「それじゃあ、俺達の手でならどうだい」煙の中から、燃える鋼糸が囲い込む。
“アタッチメントセオリー”:「……ああ」
“アタッチメントセオリー”:「燃えて、死ぬなら」
“アタッチメントセオリー”:「それも、悪くないね」
“アタッチメントセオリー”:自壊する体に、着火、炎上。轟々と音を立て、燃え上がる。
福井亥也:「綺麗なもんじゃなくて悪かったな。だけど」
福井亥也:「綺麗なもんも、汚いもんも。終わったり、終わらなかったりして、」
福井亥也:「世界は動き続けるって話だ。待ったなしってね」
渡会柊:「……っ」膝をついて顔を押さえる。
“アタッチメントセオリー”:「……賭けはキミの勝ちだね、色男」
福井亥也:「だから、そうじゃねえって」
福井亥也:「俺じゃなくてさ、俺達の勝ち。分かる?」
“アタッチメントセオリー”:「……分かんないや。ボクには    もう」
“アタッチメントセオリー”:「じゃあね、色男。 エミルを         」
GM:どさり。
GM:“アタッチメントセオリー”は崩れ落ちます。
ジガ:「……良き火です。華美ではないが」
福井亥也:福井亥也の侵蝕率を+9 (侵蝕率:103->112)
ジガ:「どこか落ち着く色です」元通りになった煙管をくゆらせる。
福井亥也:「そいつはどうも」
GM:―――戦闘終了です。

バックトラック

GM:では、バックトラックに移る……前に。
GM:先に、双葉エミルのバックトラックを行います。
GM:彼女の最終侵食値は115。残るロイスは6つです。
蛍田佳耶子:余裕だぜーっ!
渡会柊:6つもあったのか
GM:プレイヤー四人に対し取ったものと、あと1つ兄に対してですね。
蛍田佳耶子:エミルちゃんはEロイス振れるんでしょうか?
GM:あ、振れないとします。
福井亥也:あと1つは……?
蛍田佳耶子:ま、まさか安定・・・
渡会柊:Dロイスが二つだと……
GM:そして、もうひとつのロイスは……戦闘用人格に対してなのですが、これはDロイス:戦闘用人格のためバックトラックに使うことが出来ません。
蛍田佳耶子:なーるほど
渡会柊:D含めて6個か
GM:ミドルフェイズの交渉判定に失敗すると、このロイスが一つずつ消えていっていました。
GM:また、彼女がジャーム化した場合、クライマックス2に移行します。
GM:また、追加振りはしないものとします。
GM:では、バックトラックを行います。
双葉エミル:115-5D10
DoubleCross : (115-5D10) → 115-34[1,9,8,8,8] → 81

渡会柊:出目すげえ!
GM:帰還成功です!
GM:・チェックポイント:ヒロイン救出成功。シナリオ達成点が増えました。

GM:では、改めてプレイヤーのバックトラックに移ります!
GM:今回のEロイスは一つ。【歪んだ囁き】です。
GM:使う方はどうぞー。
r> 福井亥也:Eロイスは振りません。1倍振りします。
福井亥也:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-34[10,8,3,8,5] → 80

福井亥也:5点。
蛍田佳耶子:振らない!
蛍田佳耶子:101-5d10
DoubleCross : (101-5D10) → 101-30[7,4,8,1,10] → 71

蛍田佳耶子:やったね5点!
渡会柊:ふっとこう、Eロイス
渡会柊:126-1d10
DoubleCross : (126-1D10) → 126-5[5] → 121

渡会柊:ロイス6つ。一倍で行けるかな……
渡会柊:121-6d10
DoubleCross : (121-6D10) → 121-23[7,1,5,1,4,5] → 98

渡会柊:こわっ!
羽角礼:127-1d10 Eロイス
DoubleCross : (127-1D10) → 127-10[10] → 117

羽角礼:117-8d10 二倍振り
DoubleCross : (117-8D10) → 117-35[6,4,3,5,9,2,5,1] → 82

GM:全員帰還ですね!
GM:経験点ですが、いつもの4点 Eロイス1点、Dロイス1点 シナリオ達成点:シナリオクリア:4+4(エミル救出)
GM:計14点に、侵食値ボーナスを加えたものとします。
羽角礼:17点
渡会柊:19てーん
福井亥也:19点。
蛍田佳耶子:19点!
GM:(マァアレダ)25点!
GM:では、エンディングに移ります。

全体エンディング

GM:・UGN支部の一室
GM:キミたちは、UGNの一室に集められていた。
GM:今回の一件の礼と……その後の双葉エミルの顛末を伝えられるためだ。
GM:現在この部屋にはキミたち四人にくわえ、支部長がいる……
モブ顔の支部長:「と、言う訳で。今回は皆、ご苦労さま」 そう言いながらお茶を配る。
モブ顔の支部長:「……事の顛末を聞くに、あんまり後味のいい事件ではなかったみたいだねえ」
蛍田佳耶子:"――悪者は。"
蛍田佳耶子:"――やっつけたよ、支部長。"
蛍田佳耶子:"――だから大丈夫。"
福井亥也:「……事件なんざ、だいたいそういうもんってね」
福井亥也:「そも起きねえのが一番だろ」お茶を啜る。
渡会柊:「…………」沈んでいる
モブ顔の支部長:「そうだね。得てしてジャーム絡みの事件なんて、後味の悪いもの、か」
羽角礼:「その通りだよ」 茶をすする
ジガ:「それでも、最低限の目的は果たせたと言えましょう」
モブ顔の支部長:「羽角くんも、今回の件はありがとうね。思った以上に強力なジャームだったみたいだ……キミの協力なくして、あれは倒せなかっただろう」
羽角礼:「元々、追いかけていた事件だ。感謝の気持ちは受け取っておこう」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんはこれからどうなるのかな?"
蛍田佳耶子:"――外に出たり遊んだりできるようになる?"ふわふわと浮かぶ。
モブ顔の支部長:「……うん、それで、えーと……エミルくんのことなのだけど」
モブ顔の支部長:「UGNは……彼女を記憶処理し、これまでの辛い過去を封印するよう決定した」
蛍田佳耶子:"――そっか。"
福井亥也:「……そうなるか」
渡会柊:「……!」がたり、と半身を起こす。
渡会柊:「おに、お兄さん……の、ことも?」
モブ顔の支部長:「……あぁ、お兄さんのことも、だ」
羽角礼:「………」
モブ顔の支部長:「……言い辛いけど。今回の件は、綺麗さっぱり忘れることになるね」
モブ顔の支部長:「いや、なった、が正しいか。昨日の段階で記憶処理は終わり、今日づけで改めてうちの支部預かりになる」
渡会柊:「だ、だって、お兄さ、守ろうと」
渡会柊:「それじゃ、本当に……」言い募ろうとして、肩を落とす。
蛍田佳耶子:"――渡会ちゃんは、自分の家族を殺しちゃったことある?"
渡会柊:「……な、い」
蛍田佳耶子:"――家族じゃなくても、身近な人がたくさん死んで苦しんで……自分が許せなくなる人がいるよね。"
蛍田佳耶子:"――どれくらいまでなら、自分で自分を許せるんだろうね?"
蛍田佳耶子:"――それでずっと苦しんでいる人を見ているけど、私は何もできない。"
蛍田佳耶子:"――何もない、幽霊だから……。だから、かわいそうだけど、そうするしかない事があるんだ。"
ジガ:「妥当な判断ですな」
ジガ:「エミル殿を守ろうと思う者なら、忘れさせることがもっとも適切だ」
モブ顔の支部長:「……ちゃんと、言わなきゃならないことだから、はっきり言うよ。彼女が暴走して両親を殺害したこと、兄がジャームとなって暴走したことが主な記憶処理の対象」
モブ顔の支部長:「彼女は事故で両親を失い、オーヴァードに覚醒した。そういうチルドレンになる」
渡会柊:「……う、ん」
渡会柊:「……だから、私は、忘れないから」
モブ顔の支部長:「……渡会くん。辛いかもしれないけど、これは彼女のためなんだよ」
モブ顔の支部長:「だから、キミには。今度こそ、彼女に、色々な楽しいことを教えてあげて欲しいんだ」
モブ顔の支部長:「頼めるかな?」
渡会柊:「うん…………はい!」
GM:では、この辺りでピンポーン、とインターホンがなります。
モブ顔の支部長:「うん、予定通りぴったり1時。ちょっと待っててね」
モブ顔の支部長:支部長が支部の玄関へ。一言二言の会話の後、再び部屋へ入ってくる。
モブ顔の支部長:「紹介するよ。双葉エミルくんだ」
双葉エミル:「……はじめ、まして」
双葉エミル:ドア越しから、おずおずと顔を覗かせ、あいさつする。
渡会柊:「……」立ち上がり、たた、と歩く。
渡会柊:エミルちゃんの手を取る。
双葉エミル:「!? あ、その、えっと……?」
渡会柊:「は、はじ」
渡会柊:「……はじめ、まして」
渡会柊:ちょっと泣きそうになりつつも、ぎこちない笑みを浮かべる
渡会柊:「わたらい、しゅう、と、言います」
渡会柊:「……あの、あのあの。……よかったら」
双葉エミル:「……はじめ、まして」
渡会柊:「わたしと、……ともだちに、なってくれますか」
双葉エミル:「……!」
双葉エミル:「……えっと、その、えっと……」
双葉エミル:「う、うん!」ぎこちなく、笑う。
渡会柊:「!」顔を真っ赤にして。「よ! ……よろしく、お願いします!」
双葉エミル:「……よろしくね、シュウちゃん」

個別エンディング1:福井亥也&蛍田佳耶子

GM:では、個別エンディングに移ります。
GM:シチュエーション的には、双葉さんと渡会さんと羽角さんが支部から出て行って、残された三人、って感じで構わないですか?
福井亥也:大丈夫です!
GM:では、その流れで……
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:・UGN支部の一室
GM:その後、渡会柊と双葉エミルは外出し、羽角礼は発った。
GM:残されたのは、支部長と福井亥也、それに蛍田佳耶子の三人。
モブ顔の支部長:「……ふぅ。心配してたけど、あの様子なら大丈夫そうかな?」
福井亥也:「ま、今んとこは大丈夫そうか」
福井亥也:「つっても、記憶処理ってのも完璧じゃあねえからなあ」
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんの。"
蛍田佳耶子:"――もう一人のほうは、どうなっちゃうんだろうね。"
モブ顔の支部長:「……うん、実際そこの辺りは、まだちょっと不安定な要素でね」
モブ顔の支部長:「只でさえ第二人格が生まれるくらい不安定な彼女の精神……何がトリガーになって記憶が戻るか、未知数なんだよね」
福井亥也:「そこでだ。一つ頼まれてくれるかい」
モブ顔の支部長:「ん?なんだい福井くん」
福井亥也:「こいつこいつ」事件の報告書を指す。
モブ顔の支部長:「うん、これ。まだ本部には提出してないけど」
福井亥也:「いやさ、ジャーム"アタッチメントセオリー”を、討ち取ったのは俺じゃない」
福井亥也:「ちゃんと明記しといて欲しいんだよね。“墨溜まり”の福井亥也がやりましたってさ」
福井亥也:「ほら、俺だって手柄の欲しいお年ごろなもんでね、なんて」
蛍田佳耶子:"――ずるい。"
蛍田佳耶子:"――俺達がやったって言ってたのに。"
福井亥也:「そうだったっけ?覚えちゃあいねえな」
モブ顔の支部長:「……なるほど。いいのかい?」
モブ顔の支部長:「もし彼女が全部思い出したとき……福井くんにその矛先が向くかもしれないよ?」
蛍田佳耶子:"――むー。"
福井亥也:「子猫ちゃんに掻かれるなら大歓迎さ。何よりさ」
福井亥也:「あっちにだけは向けさせねえってね。よろしく頼むぜ?」
モブ顔の支部長:「……分かった。報告書のほうは書き換えておくよ」
モブ顔の支部長:「……大人は辛いねえ、福井くん」
福井亥也:「さっすが話がわかる!今度奢るぜ」
蛍田佳耶子:"――福井さん、かっこつけてるの、キライ!" 首を絞める!
福井亥也:「……こいつは弱った。子猫ちゃんに嫌われちまったよ」
福井亥也:「未だに扱いが分からんもんだね」
蛍田佳耶子:"――" 手を離す。
蛍田佳耶子:"――あのね。"
蛍田佳耶子:"――思い出した時には、今のエミルちゃんだってきっと、今のエミルちゃんのままじゃいられないよね。"
蛍田佳耶子:"――どっちが幸せなのかな。たまにわからなくなるんだ。"
福井亥也:「……知らねえままにはしておけないのさ」
蛍田佳耶子:"――私もそう?"
モブ顔の支部長:「……そうだね。願わくば、彼女が思い出すときに、全てを諦めてしまわなくて良いような環境が整っていることを」
福井亥也:「そういうこと。で、それをするのが子猫ちゃん達」
モブ顔の支部長:「うん……渡会くんには頑張ってもらわないと」
蛍田佳耶子:窓の外から景色を見下ろす。
蛍田佳耶子:"――世界は腐ってるのかな?"
蛍田佳耶子:"――エミルちゃんも、諦めなくて良くなるかな。"
福井亥也:「さあな。俺達は世界をこれっぽっちしか知らねえ」隣に立ち、見下ろす。
福井亥也:「だからさ。諦めるには、知らないことが多すぎるんだよね」
蛍田佳耶子:"――そうかもなあ。"
蛍田佳耶子:"――私、本当は、腐ってるほうがいいかなって思ったの。"
福井亥也:「どうしてだい?」
蛍田佳耶子:"――生きてるって感じがする。腐ってるなら、幽霊じゃないから。"
福井亥也:「ま、そいつもさ」
福井亥也:「確かめてみるしか無いんじゃねえの。自分で見て、感じて、考えてさ」
蛍田佳耶子:福井さんに向かって、にこりと微笑む。
蛍田佳耶子:"――そうだよね。"
蛍田佳耶子:そうしてそのまま、フッと姿が消える。
モブ顔の支部長:「……行っちゃったかな?」
福井亥也:「ほんとに猫みたいに消えるもんだな。やれやれ」
福井亥也:「俺も、買い物の続きにでも行かなきゃあな」
福井亥也:「やかましい子猫が餌を待ってるんだよね」
福井亥也:そういってこちらも、支部を後にする。
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:福井亥也さんと蛍田佳耶子さんのエンディングを終了します。
GM:お疲れ様でした!
蛍田佳耶子:お疲れ様でした!
福井亥也:おつかれさまでした。

個別エンディング2:渡会柊(ジガ)&羽角礼

GM:では、個別エンディング2、渡会柊さん(ジガ)と羽角礼のエンディングを行います。
GM:シチュエーションはどうしましょうか?
渡会柊:羽角さんは、何も無かったらこのまま去りますか?
羽角礼:去りますね
渡会柊:じゃあ、渡会たちと離れて、一人になったところで声を掛けます。ジガだけが。
GM:じゃあ、一人去って、人気のない裏道に差し掛かった辺りにしましょうか。
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:・人気のない裏道
GM:羽角礼は一足先に支部を去り、帰路についた。
GM:しかしその途中、声をかける人物?があった……
ジガ:「……羽角殿、もうお帰りですか」と、いつの間にか壁の配管の上に座っている。
羽角礼:じゃあ、携帯電話を取り出して話すふりをする。
羽角礼:「私がここでやるべきことはもう無い、別の街にいくさ」
ジガ:「改めて、此度は有難う御座いました」
ジガ:「御三方がおりませなければ、シュウはあのようにはなれなかったでしょう」
羽角礼:「私は特別なことをした訳でもないし、何か為したわけでもないよ」
羽角礼:「彼女がなにか変わったというのならそれは彼女自身の力だ」
ジガ:「必要な時に、必要な方がそこに居てくれることが重要なのですよ」
ジガ:「……ふと気が向いた時で良い」
ジガ:「時々で良い、主のこと、気に掛けてやってはくれませぬか」
羽角礼:「必要な時に……必要な人間か……」
ジガ:「小生どもは、少し死に近過ぎるので」
ジガ:「不躾ながら、貴方のような方との繋がりは、貴重なのです」
羽角礼:「さて、それは私もそうかもしれんぞ?」
ジガ:「ふふ。人に歴史在り、と? その可能性も承知の上です」
羽角礼:「まぁ、いいだろう。このような何時果てるかわからぬ身にであっても頼み事は無碍にも出来ん」
羽角礼:「必要な時があれば」
羽角礼:「またぞ会うかもしれんな」
ジガ:「感謝の極み」ぺこりと、大仰に礼を。
ジガ:「無論、何ぞ用があれば、そちらからも申しつけ下さい」
ジガ:「悪霊退治などは領分ですので」 ひらりと、名刺が降ってくる。
ジガ:ジガの携帯の電話番号が書いてある。
羽角礼:「気持ちだけは受け取っておこう」
ジガ:「貴殿の進む道と通りし道とに、生くる者の幸多からんことを」
ジガ:影に溶けるように姿を薄くしていく。
羽角礼:「幸多からんこと、か」 名刺は無造作にポケットに入れておく。
羽角礼:「フッ、悪くはないな」
羽角礼:そのまま何処かへ歩いて去っていく。
GM:―――――
GM:―――
GM:――
GM:『炎上狂笑スクリーミングテスト』
GM:全行程終了です。
GM:お疲れ様でした!
渡会柊:お疲れさまでしたー!